SixTONES(ジェシー、京本大我、松村北斗、高地優吾、森本慎太郎、田中樹)、Snow Man(岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、佐久間大介、宮舘涼太)、HiHi Jets(高橋優斗、井上瑞稀、猪狩蒼弥)、美 少年(那須雄登、佐藤龍我、藤井直樹、岩崎大昇、浮所飛貴、金指一世)らジャニーズJr.が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第70回NHK紅白歌合戦』(12月31日19:15~23:45)のリハーサルに参加した。
SixTONES、Snow Manを中心に、故・ジャニー喜多川さん追悼企画として「Lets'Go to 2020 Tokyo」を披露したジャニーズJr.たち。ジェシーは「急遽、僕たちもマネージャーさんから伝わってきまして、『出られるんだ』という感じで」と驚きを表し、「僕たちもNYCやSexy Zoneの時代からバックについてきたので、そこで見てきた景色。どしっと構えてジャニーさんの思いを伝えていきたいと思います」と意気込んだ。
岩本は、先輩の後ろで立った経験と比べ「景色は違いますね。今まで先輩の背中を見させてもらっていた分、Jr.で学ばせてもらったことの最終地点という感じが。令和最初の大晦日に自分たちがステージの1番前で社長の思いを背負いながら立たせてもらうので、挑ませてもらうという気持ちと、感謝の気持ちが入り乱れて、今までの紅白の景色とはまた違います」としみじみ。またパフォーマンスについて、ジェシーは「ジャニーズJr.らしくバーッと派手に、未来に向かって。今後もいろいろなJr.がいるので、新しい時代を作るという気持ちでジャニーズを引っ張っていきたいと思います」と頼もしい姿を見せた。
2019年については、岩本が「Jr.で19年ぶりに東京ドームコンサートをやらせていただいたり、『あれって今年だよね』ということが本当に多かった1年。自分たちで望んだり言葉で発信させていただいてもなかなか味わえない1年だったので、本当にこの時代に巡り合えていることがありがたいなと思います」と振り返る。
1年を漢字で表すと、SixTONESの田中は「僕たちは巡り合うという字の"巡"。今年は春にツアーをさせていただいたり、23日までツアーをさせていただいたり、様々な土地にいるファンの方に会いに行くこともできましたし、素晴らしい楽曲にも巡り合えた」と意図を説明。対してSnow Manの岩本は、「挑戦の"挑"。たくさんのことに挑ませていただきましたし、今年で終わりじゃなくて、令和にも受け継がれて、僕たちもCDデビューさせてもらって、いろんなことが次への挑戦。ジャニーズ事務所としてもグループとしてもそうですし、この勢いのまま2020年もたくさん挑んでいくぞということで。挑むという字は九画なので、そこは個人的に。かけました」とメンバーの人数への思いも 込める。向井はひょっこり顔を出し、「見出しでお願いします」と頼んでいた。
2020年にCDデビューを控える2グループ。改めてジェシーは「歴も長くてデビューを置いといていた。YouTubeもあるし大丈夫かなと思っていたら、来年同時デビューで、ジャニーズでも初ですし、ジャニーさんらしいなという思いもあります。この2グループで新しいジャニーズの時代をつくっていき、皆さんに素晴らしい日本のエンターテインメントとジャニーズの良さを伝えたい。今までの先輩たちの道を歩きながら、僕たちも新しい道を作って、『こいつらすごいな、誰あの人たち』と思ってもらえたらいいなという気持ちで。X JAPANのYOSHIKIさんに楽曲提供いただけて、僕たちも考えてなかった。Snow Manも仲間でありライバルなので、負けずに引っ張りあいながら、応援のほどよろしくお願いします」と頭を下げる。田中は「まずはデビューシングルを一人でも多くの人に手に取っていただくというのが、大きな目標かな。僕たちのオリジナル曲で紅白に立つというのも夢の一つですね」と明かし、松村も「夢ですね」と頷いた。
さらに故・ジャニー喜多川さんについて、岩本は「ジャニーさんだったら『いつも通り笑顔で楽しんで』って、お声をかけてくださると思うので、本当に自分たちがステージ上で楽しく笑顔でパフォーマンスさせていただくことが恩返しになるし、未来のJr.たちのバトンにもつながるのかなと思う」と思いを馳せる。「1回しかないこのステージに立たせてもらうという気持ちでいきたいと思っています」と力強く語った。
今年の紅白は令和初、そして第70回という節目。2016年より東京オリンピック・パラリンピックに向けて「夢を歌おう」をテーマに掲げてきたが、今年はその締めくくりの年となる。総合司会は内村光良と同局の和久田麻由子アナウンサー、紅組司会は綾瀬はるか、白組司会は嵐の櫻井翔が務める。