光文社はこのほど、昭和30年代にカラーフィルムで撮影された貴重な写真を多数収録した書籍『続・秘蔵カラー写真で味わう 60年前の東京・日本』を発売した。
『続・秘蔵カラー写真で味わう 60年前の東京・日本』は、2018年10月に発売された『秘蔵カラー写真で味わう 60年前の東京・日本』の続編となる書籍。駐留米軍軍属として来日した後に国鉄の顧問となり、日本全国をくまなく巡って鉄道と日本の風景をカラーフィルムで撮影したJ・ウォーリー・ヒギンズ氏の6,000枚にも及ぶ所蔵写真から544枚を厳選して掲載している。前作で載せられなかった東京と地方の活気ある風景とともに、いまは廃線となったローカル線や廃駅の写真も数多く採用した。
日本中が新幹線とオリンピックに沸いた一方で、静かに姿を消した美しい駅とその周辺の姿も収録。東京だけでなく全都道府県をほぼ網羅しており、地方の懐かしい風景や人々の生活も垣間見えるという。新書判ソフトカバー、価格は1,600円(税別)。