寺島進主演の、テレビ東京系新金曜8時のドラマ『駐在刑事 Season2』(2020年1月スタート 毎週金曜20:00~)第1話・第2話のゲスト出演者が27日、明らかになった。

  • 写真上段左から、泉谷しげる、高島礼子、笹野高史、中段左から、堀部圭亮、生駒里奈、入来茉里、下段左から、阿南健治、楽駆、山中聡

    写真上段左から、泉谷しげる、高島礼子、笹野高史、中段左から、堀部圭亮、生駒里奈、入来茉里、下段左から、阿南健治、楽駆、山中聡

同作は笹本稜平『駐在刑事』(講談社文庫)シリーズを2014年より実写化。元警視庁捜査一課の敏腕刑事だが、ある事件をきっかけに奥多摩・水根に左遷された“駐在さん”こと江波敦史(寺島進)が活躍する人気シリーズでこれまでに『水曜ミステリー9』4本、2017年10月にスペシャルドラマ、2018年10月に連続ドラマが放送された。

第1話には、奥多摩酒造の従業員・岸本珠美役として2014年放送の『水曜ミステリー9監察医 篠宮葉月 死体は語る』以来のテレ東ドラマ出演となる高島礼子、奥多摩酒造の従業員・山城加奈役としてサスペンスドラマへの出演が初となる生駒里奈、奥多摩酒造の従業員で加奈の婚約者・森園健太役として期待の新人・楽駆、さらに笹野高史、堀部圭亮、阿南健治が重要な役どころで出演する。

そして第2話には、元水根駐在で、あることが気がかりで水根に久々に戻ってきた内田兵次役として、金曜8時のドラマでは『3匹のおっさん』シリーズでおなじみの泉谷しげるが登場。さらに入来茉里、山中聡の出演が決定した。

高島礼子 コメント

主演の寺島進さんとは共演も何度かさせていただいていて、いつもお兄ちゃんのように、つらい時には一言声をかけてくれるような方なので、今回またご一緒できることがとても嬉しかったです。シーズン2ということで、皆さん気が合って家族みたいなノリで和気あいあいとしていて撮影現場はとても楽しかったです。私が演じる岸本珠美という女性は、過去にある秘密を抱えていて、人と会話をするとそのことがバレてしまうかもしれない…と怯えながら生きています。存在があるようでないようなそんな女性なので、難しかったのですがとてもやりがいがありました。駐在刑事は、人と人とのつながりを感じられる、心温まるドラマだと思いますので、たまにはほのぼのした気持ちでドラマを観ていただければなと思います。殺人事件ですけどね(笑)。殺人事件だけど、なんか心温まる、そんな優しいドラマだと思います。お楽しみに!

生駒里奈 コメント

寺島進さんと、バラエティーで先に共演させていただいていて、その時に「いつかはお芝居でも…」という話をしていたんですけど、そのことを覚えていてくださって、お芝居でも共演することができて、嬉しかったです。緊張もあったんですけど、それ以上に頑張ろうという気持ちでいっぱいでした。加奈は、寂しい過去があってそれを乗り越えて健太と幸せになろうとしている女の子です。自分の中にはなかった人物像で、自分と全然違う人を演じるっていうのはすごく面白いです。今まで演じてきた役は、なんとなく自分と通じるものがあったんですけど、加奈に関しては初めましてだったので、やっていてすごく楽しかったです。恋人役の楽駆さんは、年下なんですが劇中でも、加奈が健太を引っ張っていくという関係性でもあるので、そこは自然にできたかなと思います。1話は、「これが1話なの!?」っていうくらい壮大なストーリーですし、とてもあたたかくて、台本を読んでいてとても心が救われたお話でした。親しみやすい作品だと思うので、楽しみにしていてください!

楽駆 コメント

出演が決まった時はとても嬉しかったです。江波さんと水根の方々の空気に触れることができること、森園健太という役を自分が演じられるということが、とにかく嬉しかったです!健太の過去は結構荒れていて、親もいない状況で育ってきて、疑心暗鬼になってしまっている部分があり、人を信じるまでに時間がかかる人なんだろうなという印象でした。だけど、自分のことを支えてくれる人や受け入れてくれる人にはどこまでも尽くす。不器用で、優柔不断なところがあって、どこかほっとけないような、そんな人です。この作品を観て、心が少しでも軽くなってくれたらいいなと思いますし、あとひと踏ん張りしてみようとか、もう少し頑張ってみようと思ってもらえたらなと思っています。人のあたたかさを感じられる作品になっていると思いますし、奥多摩のきれいな情景もみどころのひとつなので、楽しみにしていただけたらなと思います。 

泉谷しげる コメント

寺島進さんといえば、どちらかというとアウトレイジな方の印象が強いけど、駐在姿なかなか似合ってますよね(笑)。
僕も、元駐在の役なので制服を着ていますが、今回はファンを失いますよね。お前そっち側じゃないだろうと(笑)。娘役の笛木優子さんとは前から一緒にやりたかったので、今回親子役をやれて嬉しかったです。笛木さんを困らせるような融通の利かない昭和の刑事みたいなのをやれたらいいなと思って、撮影に臨みました。
家族の問題とか人間同士のつながりの問題は、どんどん複雑になってきていると思います。そんな中、駐在刑事は、深く考えずに観れて、でも、考えていないんだけどなんか残っちゃう。そういうエンターテインメントの素晴らしさがあると思います。8時台の放送で、家族が一緒になって観られる時間帯なので、じいちゃんばあちゃんも含めて、一緒に観てほしいです。

入来茉里 コメント

出演が決まったときは、すごく嬉しかったです! 台本を読ませていただいて、初めて共演する方ばかりの現場だったのですごく楽しみでした。寺島さんとのシーンは、あまり和やかなシーンがなかったのであんまりお話できていないんですけど、虫が多い場所での撮影の時に、虫よけスプレーを私にかけてくださって、優しい方だなと思いました。現場をみている視線もあたたかくて、安心感がありました。
私が演じるつぐみは、10年間寝たきりの恋人がいるのですが、切ない気持ちや、彼をそんな目に遭わせた人への怒りなど、複雑な思いを抱えています。そんな面を出せればいいなと思いながら演じました。
大自然の中での撮影で、私もとても気持ちよく参加させていただいたので、そこもみどころの一つですし、視聴者の方には、ぜひ感情移入しながら観てほしいなと思います。