JR東日本の駅弁ナンバーワンを決める「駅弁味の陣 2019」の受賞駅弁がこのほど発表され、投票者から最も支持された「駅弁大将軍」に、新潟県・ホテルハイマートの「さけめし」が選ばれた。
今年で8回目となる「駅弁味の陣 2019」では、東日本エリアの他に北海道・静岡県・愛知県・兵庫県・福岡県の駅弁を加えた全66品がエントリー。はがきとウェブで投票を募り、合計2万6,652票の投票を得て受賞駅弁を決定した。ウェブ投票のうち、約3割にあたる5,000票余りは海外からの投票だったという。
最も高い総合評価を得て、「駅弁大将軍」に選ばれた「さけめし」は、汐昆布の炊き込みご飯の上に鮭ほぐし身とイクラをのせた駅弁。「なかなかこの味を超えられるお弁当に出会えません」「ご飯が美味しく、鮭といくらも美味しく、また食べたいです!」といった声が寄せられたという。
準優勝にあたる「駅弁副将軍」には、神奈川県・崎陽軒の「シウマイ弁当」が選ばれ、最も多くの支持を得た「最多応募賞」とのダブル受賞となった。青森県・つがる惣菜の「津軽めんこい懐石弁当 ひとくちだらけ」は、「盛付賞」と、多言語の公式サイト経由での投票数が最も多かった「Ekiben Ichiban賞」をダブル受賞している。
「味覚賞」は青森県・三咲羽やの「八戸前沖鯖 押し寿し三種」。「掛け紙賞」は埼玉県・松廼家の「大宮辨當」。「初陣賞」は兵庫県・淡路屋の「ゴジラ対ひっぱりだこ飯」がそれぞれ選ばれた。食べてみたい駅弁として最も支持を集めた「そそられ将軍」には、青森県・幸福の寿し本舗の「青森県産天然本まぐろ使用 本まぐろ御膳」が選ばれた。
各エリアごとに設けられた「エリア賞」には、秋田県・関根屋の「秋田のんめもの弁当」、山形県・新杵屋の「味くらべ 牛肉どまん中」、新潟県・神尾弁当部の「新潟美人 小町ちらし」、群馬県・高崎弁当の「だるま弁当」、千葉県・リエイ セントラルキッチン・マンヨーケンの「トンかつ弁当」、北海道・旭川駅立売商会の「どっさりかに弁当」が選ばれている。