相鉄・JR直通線用車両12000系に、大日本塗料の「Vトップ車輌用ゴールド」が採用されている。横浜の海をイメージさせる深いネイビーブルーのウレタン塗料をベースに、太陽の光できらりと光るパールマイカを配合し、落ち着いた中にも高級感を感じさせる相鉄のブランドカラー「ヨコハマネイビーブルー」の色彩を表現した。
近年、メンテナンスコストの削減を目的にステンレスまたはアルミの無塗装車両が増加したが、その一方で高級感のある車両を投入する動きも各鉄道事業者で活発化している。こうした背景を踏まえ、濃彩ソリッド色から多数のメタリック色まで幅広い色出しが可能で、クライアントのニーズに沿ったデザインを実現できる塗料として「Vトップ車輌用ゴールド」が誕生した。
フッ素クリヤーの採用により、耐候性にも優れていることから、鉄道車両・鉄道関連部品を中心に多数採用されているという。