クロスメディア・パブリッシングは12月20日、家計再生コンサルタントの横山光昭氏の著書『キャッシュレス貧乏にならないお金の整理術』を出版した。

『キャッシュレス貧乏にならないお金の整理術』

同書では、「キャッシュレス時代のお金の整理術」をテーマに、キャッシュレスによる「隠れ赤字」の危険性や、どうすればキャッシュレス貧乏にならずに済むのかについて解説している。

著者は、これまでに2万3,000件もの家計を再生してきた横山光昭氏。横山氏によると、キャッシュレス決済は非常に便利でお得な決済方法である一方、クレジットやペイなどの電子マネーは、お金を支払った感覚が薄く、つい使いすぎてしまうことが多いのが問題とのこと。その結果、思っている以上にお金を使っていて、気付けば月の家計が赤字となる「キャッシュレス貧乏」に陥ってしまう人が増えているという。

また、下記チェックシートに2つ以上当てはまったら、「キャッシュレス貧乏」になる可能性があるとのこと。

□最近、キャッシュレス(現金以外)で買い物をすることが増えた
□チャージしたお金がいつの間にかなくなっていることがよくある
□現金がない時は、ついキャッシュレスで決済してしまう
□後から支払い明細を見て、予想より多く使っていることに驚くことがある
□お得そうだからあれこれスマホ決済のアプリをダウンロードしている

同書では、キャッシュレス化により見えづらくなっている支出の流れを「視える化」するため、キャッシュレス時代に対応したお金の整理術を伝授。「キャッシュレス対応家計簿」と「財布の小型化」をしっかりと実践すれば、1年間で100万円貯めることができるという。

第1章「お金を使いすぎてしまうのには理由がある」、第2章「財布を小さくするとお金が貯まる」、第3章「1年で100万円貯まる!『貯金ノート』の使い方」、第4章「今日から始まる!お金が貯まる片づけの習慣」で構成されており、234ページ、価格は1,380円(税別)。