お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが23日、オフィシャルブログを更新し、前日にテレビ朝日・ABCテレビ系で生放送された漫才王座決定戦『M-1グランプリ2019』決勝戦の感想をつづった。
過去最高となる5,040組が参加した今年の『M-1グランプリ』。ファーストラウンドで7番目に登場したミルクボーイが『M-1グランプリ』史上最高得点でトップ通過し、最終決戦でも勢いそのまま勝利した。
2007年の『M-1グランプリ』で7代目王者となったサンドウィッチマン。伊達は、「いやぁ、今年のM-1グランプリも楽しかったなぁ」と振り返り、「(相方の)富澤が今年も審査員で出演している為、僕は家でピザを食べながら家族とTVで観ていました」と自宅で見守っていたことを明かした。
続けて、「本当に、全体的に例年よりもレベルの高いM-1だったと思います」と絶賛し、「みーんな面白かった! 漫才ってまだまだ色んなスタイルや切り口があるんだなー」と発見もあった様子。中でも驚いたのは「『ぺこぱ』の大きな成長」で、「数年前、NHK『笑ら削り』という番組で共演した以来かなぁ。本当に漫才が巧くなり面白かった!」と共演時からの急成長に感動する。
また、優勝したミルクボーイのネタを見たのは初めてで、「笑ったなぁ。島田洋七師匠みたいなしゃべり方で…堂々として滑舌も良いし面白かった! 優勝、おめでとうございます」と祝福しながら、「まったくの無名で、オッサンみたいなコンビが優勝か…ん? なんか12年前と少しかぶるなぁ」と自身とも重ね合わせた。
伊達が「一番笑った」のは、かまいたち。「元々、彼らのネタは好きで…漫才の技術力とセンスと安定感はぶっちぎりでしたね」と高く評価し、「『かまいたち』『和牛』しかり、コンテストものは新参者が比較的有利。でも、和牛もかまいたちも…ちゃんと決勝戦常連の意地は見せた」と両組が不利な立場だったことも補足した。
「しかし、あれからもう12年か。。。過去の振り返りのVTRにも俺ら少ししかうつらなくなってきたもんな(笑)」と少々寂しげな伊達。「決勝に出場した全組! みんな素晴らしかったです」と決勝戦出場組を称賛しつつ、「敗者復活戦、カミナリと東京ホテイソンもしっかりウケてたし! 残念ながら復活はならなかったけど…。でも、そうやって悔しさを積み上げて行くのも経験、後に必ず自分達の時代はくるから。頑張って!」と惜しくも決勝の場に立てなかったコンビにも激励の言葉を送っている。