ロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音が、22日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)にゲスト出演し、音楽業界のサブスクリプションサービス(会員制定額サービス)について言及した。

川谷絵音

川谷絵音

近年、Mr.Children、スピッツ、L'Arc~en~Ciel、サザンオールスターズなどの大物アーティストが、音楽配信のサブスクリプションサービスに続々と参入している。

このことが番組内で取り上げられると、川谷は「僕がド直球で聴いていたビッグバンドたちがみんな解禁し始めて、すごく良い時代になった。すぐ聴けるので」とこの流れを好意的に受け止めているようで、「ただ、ミュージシャンの実入りはどんどん少なくなっている」と日本の音楽業界が抱える課題も挙げた。

さらに、海外と日本を比較し、「海外はサブスクに移行して音楽業界の売り上げもあがった。日本はまだレコード会社がCDを売ろうとしているから中途半端に」と問題点を指摘。「一番身近な実入りはCDが多いから、そっちを優先してしまって、海外に比べるとサブスクがそこまでまだ広がっていない」「(日本は)遅いんです」と日本の音楽業界の未来に危機感を募らせていた。