ライカカメラジャパンは12月20日、レンジファインダーカメラの特別限定モデル「ライカ M10-P“White”」と「ライカ M10-P“Ghost”Edition for HODINKEE」の2機種を発表した。いずれも、特別色にペイントされた限定モデルで、交換レンズとセットでの販売となる。いずれも販売開始は2020年1月で、価格は未定。
ライカ M10-P“White”は、ホワイトを基調としたカラーリングを施した限定モデル。2009年に発売した「ライカ M8 ホワイト」からインスピレーションを得たという。トップカバーとベースプレートをホワイトでペイントし、レザー外装はホワイトの上質な本革を使用した。ボタンやダイヤルなどの操作部はシルバーだが、刻まれている文字や数字などはホワイトで塗装し、細かい部分まで統一感を持たせた。
製品は、シルバークロームの標準レンズ「ライカ ズミルックス M f1.4/50mm ASPH.」がセットになっている。ボディと同様に、数字のカラーはホワイトで刻まれている。ホワイトの本革キャリングストラップやレザー製のレンズケースも付属する。販売数は世界全体で限定35 セットで、1台ごとに固有のシリアルナンバーが刻印される。
ライカ M10-P“Ghost”Edition for HODINKEEは、腕時計専門メディア『HODINKEE』とのコラボモデル。HODINKEEの創業者兼 CEO であるベンジャミン・クライマー氏が所有するヴィンテージウォッチのベゼルが経年変化によって美しく色褪せた様子にインスピレーションを得て仕上げた。「ライカ ズミルックス M f1.4/35mm ASPH.」とのセットになっており、販売数は世界限定 250 セット。
本体正面の「Leica」の赤いロゴはあえて省略した。マットなグレーを基調に、アクセントとしてホワイトとシルバーを用いている。トップカバーとベースプレート、レンズにはマットなグレーペイントを、カメラ本体とレンズに刻まれている文字や数字にはホワイトペイントを施している。レザー外装はグレーの牛革で、ソフトな雰囲気もプラスした。