ゲヒルンは12月18日、Android版「特務機関NERV防災アプリ」を提供開始した。地震・津波・噴火・特別警報の速報や、洪水、土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信。無料で利用できる。対応OSはAndroid 6.0以降。
「特務機関NERV 防災アプリ」は、2011年の東日本大震災以降、休むことなく防災情報を発信しているTwitterアカウント「特務機関NERV」(@UN_NERV)の運営元、ゲヒルンが開発。iOS版が2019年9月1日(防災の日)から提供されており、既に40万ダウンロードを突破(対応OSはiOS 12.1以降)。Android版については、iOS版リリース時に「後日提供予定」と告知しており、今回Google Playから正式に配信開始した。
地震・津波・噴火・特別警報の速報や、洪水、土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信。Jアラート(国民保護情報)やダム放流通知などの情報も提供する。被害が予想される地域に居住する人や訪問者が状況を的確に認識し、迅速な判断・行動が取れるよう補助する目的で開発した。
端末の位置情報、防災情報の種類、緊急度等によって、音やバイブレーションを行わない静かな通知、通常の通知、重大な通知を送り分ける。緊急度の高い情報は「重大な通知」としてマナーモードやおやすみモード中も強制的に鳴動し、ユーザーに危険が迫っていることを伝える。「重大な通知」は設定画面から無効にもできる。
提供する防災気象情報は、気象業務支援センター(気象庁本庁舎および大阪管区気象台内)と接続した専用線からダイレクトに受け取ることで情報の信頼性を担保。ゲヒルンが独自に開発した技術により「国内最速レベルの情報配信」を実現する。