フリューは12月18日、プリントシール機(プリ機)の新製品「MiXme.」(ミックスミー)を発表しました。撮影用のカメラを前方と上部の2台に増やしたうえ、上部のカメラに超広角レンズを装着したのが特徴。それぞれのカメラでとらえた写真を合成することで、人物の手に友だちが座っているようなユニークな写真が簡単に作れます。稼働は2020年2月からで、1回の料金は400円(店舗により異なる)。
MiXme.の特徴は、さまざまな背景と人物を手軽に合成できること。自分が大きなコスメに座ったり、ラッピングの中に入ったりと、見た人に「どうやって撮ったの?」と思わせる斬新な仕上げにできます。プリントされるシールは名刺大のサイズで、透明なスマホケースの中に入れて楽しめます。
合成のカギとなるのが、上部に追加された天井カメラ。このカメラには、キヤノンの超広角ズームレンズ「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」が装着されており、広角端の10mm(35mm判換算では16mm相当)で人物の全身を撮影する仕組み。前方の標準カメラで撮影したバストアップの写真と合成することで、これまでは難しかった手乗り風などの写真に仕上げられます。2台のカメラは、いずれもAPS-C型のCMOSセンサーを搭載したEOSシリーズのデジタル一眼レフカメラが用いられています。