今年ももう師走になり、そろそろ来年に向けての準備を始める時期。書店や雑貨店に行くとスケジュール帳を目にする機会も多くなる。
そこで今回はビジネスマンにおすすめのスケジュール帳をロフト広報の高橋祐衣さんにうかがった。最新トレンドや人気のものまで厳選した手帳をご紹介しよう。
毎年人気! NOLTYの「キャレルシリーズ」
毎年売れ筋のスケジュール帳は、能率手帳として知られるNOLTYのキャレルシリーズ。レイアウトの豊富さとカラーのバリエーションが多いことから人気を集めており、リピーターも多いという。
キャレルシリーズのなかでも一番人気なのがバーチカルタイプ。週の予定を時間軸に合わせて縦に書き込むことができるタイプだ。仕事の予定を時間ごとに書き込め、ひと目で週の予定を把握できるためビジネスマンにおすすめの1冊とのこと。
キャレルシリーズには他にもウィークリーページが2種類あり、大枠のブロックタイプのもの、メモ欄が大きい週間レフトタイプのものと、自分の使いやすいタイプを選ぶことができる。どのタイプもインデックスが付いていて、見たい月を開きやすいのが特長だ。
■日本能率協会マネジメントセンター/1,700円(B6サイズ)
ビジネスシーンに合うフォーマルな「SUNNY手帳」
ビジネスシーンに合ったフォーマルな手帳としておすすめの「SUNNY SCHEDULE BOOK ウィークリー - limited cover -」。こちらは「1年を晴れにするビジネス手帳」をコンセプトに作られたビジネスマン向けの機能が充実した手帳だ。
日付、時間軸に合わせて1週間の予定を書き込めるガントチャートタイプのウィークリーページは、1日のタイムスケジュールの下にフリースペースがあるのが特長。また、時間軸は自分の使いやすい時間で書き込むことができる。
ノート部分が大容量で141ページあり、たくさん書き込めるのもポイント。線を引きやすいドットタイプで、TO DOリストを作ったり、メモにしたり、アイディアノートにしたりと自由度が高く、自分らしい使い方をできるだろう。
■いろは出版/3,400円
きっちりタスク管理したい人向けの「ジブン手帳」
細かく時間を管理したい人や予定をきっちり管理したい人に人気の「ジブン手帳」シリーズ。なかでも「ジブン手帳 Biz 2020」はビジネスマン向けに特化した1冊。シンプルな見やすいデザインで、ビジネスシーンでも使いやすい落ち着いたカラーの手帳だ。
ウィークリーページは24時間分の時間が示されており、朝から夜まで予定を書き込むことが可能。土日も24時間ガントチャートがあり、休日も仕事がある人や、休みの日の予定も書きたいときに便利な仕様になっている。
あまり時間管理をきっちりするのが苦手......という人は「ジブン手帳 Lite mini」がおすすめ。持ち運びやすいミニサイズで、コンパクトなスケジュール帳。マンスリーページでは、プロジェクト管理に便利なガントチャートが下の方に掲載されており、仕事に使いやすい機能がギュッと詰まった1冊となっている。
■KOKUYO/ジブン手帳 Biz 3,200円・ジブン手帳 Lite mini 2,200円
バレットジャーナルを始めたい人向けのシステム手帳
Instagramで話題を呼んでいるバレットジャーナル。ノートにカレンダーやタスク、TO DOリストなどを自分で書き込む手帳術で、自分に合ったスケジュール表を作ったり、絵を描いたり、スクラップやライフログを残したりと自由度が高いのが特長だ。
マークスのシステム手帳は、女性向けにかわいさと使いやすさを追求している。バインダー式でリフィルを追加して使っていくスタイルで、リフィルにはマンスリーページとなる月間ブロック、1日1ページのダイアリー、ドット方眼や横罫線のメモなど、さまざまな種類から選べる。
大きさはHB×WA5と真四角に近い形で持ち運びしやすいサイズ感。バインダーはシンプルな無地のものから柄入りまでさまざま。インデックスやポケットなど、手帳アクセサリーも充実しており、自分らしさやかわいさをとことん楽しめる1冊となっている。
■マークス/システム手帳 HBxWA5 バインダー トライアルリフィル入り 3,200円
シンプルで1カ月の計画がよく分かる「フレームマンスリー手帳」
手帳は苦手、シンプルに予定管理したい、軽さ重視という人におすすめなのはステーショナリーディレクターとして活躍する土橋正氏が監修した「フレームマンスリー手帳」。シンプルで見やすい洗練されたデザインが特長の1冊だ。
マンスリーページは月初めと月末が枠で囲まれはっきりと分かるようになっている。月のゴールとなる月末が明確に見えるため、1カ月の終わりを把握して予定管理ができるように工夫されているという。枠が広めの、日付や曜日のみが書かれたシンプルな作りで、余白はTO DOリストやメモとして使うことができる。
年間のプランを立てるページでは、1日1日がつながった年間カレンダーがあり、月をまたいだプロジェクトの予定管理や、長期休暇の確認など、年全体を見通した予定管理を意識しやすいデザインとなっている。
■ダイゴー/1,300円
持ち運び簡単! 予定確認がすぐできる「ワンルックプランナー」
予定をすぐに確認したい人や、週予定のページはあまり使わない人向けに、中身がひと目で分かる「ワン・ルック・プランナー」。カードタイプのマンスリーのダイアリーがジッパー付きケースに入った新しいスケジュール帳だ。
クリアなケースは、A4の2つ折りが入るLサイズと航空券やパスポートが入るスマートなSサイズの2種類。中身が見えるクリアなケースのため、マンスリーカードを取り出すことなく確認できるのがポイントだ。
持ち運びしやすく、外出が多い人や固定席がないフリーアドレスの人にもおすすめ。ケースにペンやスマホを入れたり、書類を挟んで持ち歩いたりと、スケジュール帳と一緒に必要なものも持ち歩ける。
■日本ホールマーク/Sサイズ1,000円・Lサイズ1,200円
高機能手帳カバー「isshoni.」
最後に手帳と一緒に使いたいペンケース付き手帳カバー「isshoni.」をご紹介。手帳を使うときに必要なペンや付箋などを持ち歩けるアイテムだ。一般的な手帳のサイズであるB6用、A5用のサイズ展開があり、自分の手帳に合ったカバーを選べる。
大きく開くペンケースは、大容量でハサミや定規などの文房具を十分に収納することが可能。ペンケースの裏には名刺が入るサイズのポケットがあり、付箋などを挟んでおくことができる。
このカバーひとつで手帳に必要なアイテムを収納でき、持ち運びもしやすいため、会議や外出での忘れ物も減らせそうだ。カバンのなかをスッキリさせたいときにもおすすめ。
■ダイゴー/B6用2,350円 A5用2,550円
機能的なものからユニークなものまで、多くの手帳が販売されている。自分の好みにあった、お気に入りの1冊を見つけてみてはいかがだろうか。
※価格はすべて2019年11月時点のもの
※価格はすべて税別