ネコリパブリックは12月16日、イノーヴとの共同運営で、保護猫カフェを併設した宿泊施設「ねこ浴場&ねこ旅籠」をオープンした。
同施設はドミトリータイプのホステルで、保護猫カフェがガラス1枚隔てた向こう側に併設されている。猫カフェエリアは昭和レトロな銭湯をイメージした内装を採用した。ホテルエリアの壁には、江戸時代の浮世絵師・歌川国芳の猫浮世絵が描かれている。
カフェにいる猫は、里親を探している保護猫であるという。一泊という長めの滞在時間の中で、気になる猫との相性を確かめることもできるとのこと。
夜間はそれぞれのプライバシーを守るため、ガラス越しでの交流となる。猫は本来は夜行性であるため、夜は日中には見られないような活発な様子を見ることもできるという。好奇心旺盛な猫たちが、キャットウォークからホテル室内を覗き込むこともあるとのこと。なお、ガラスを叩くなど猫を驚かせる行為や、フラッシュ撮影は禁止とのこと。
また、室内からおもちゃを振って目の前に呼んだり、リモコン遠隔操作のおもちゃで猫の興味をひくこともできるという。
宿泊費用には、猫カフェの2時間パスも含まれる。閉店後や開店前の猫のお世話、お掃除タイムにも、猫たちの遊び相手として猫部屋に入ることも可能とのこと。
料金は1名1泊税別8,900円(猫カフェ入場券付き)。住所は大阪市中央区島之内1-14-29となっている。