映画『カイジ ファイナルゲーム』(2020年1月10日公開)のイベント、「ようこそクズの皆様 圧倒的プレミアム試写会 Supported by 帝愛グループ」が16日に都内で行われ、藤原竜也、福士蒼汰、関水渚、吉田鋼太郎、佐藤東弥監督、福本伸行(原作者)が登場した。
同作は福本伸行による、シリーズ累計発行部数2100万部を超える大ヒットコミック『カイジ』を実写化。過去に藤原主演で公開した『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年、22.5億円)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11年、16.1億円)は共に大ヒットを記録し、シリーズ最終章として9年ぶりの公開となる。
吉田が「舞台では藤原くんとは何度も共演してるんですけど、映像では初めてになりまして、やっと念願かなって嬉しいです。最後、藤原くんと対決するんですけど、最終的には結ばれると思います」と自己紹介すると、藤原は「違うアレじゃないんですか!?」、福士は「なになにずラブみたいな……」とツッコミ。しかし原作・脚本の福本は「吉田さんが『おっさんずラブ』でブレイクしている時に『カイジ』 に出てくる運命というか、本当に僕は"もってる"なと思います」と喜ぶ。
9年ぶりとなった最終章に、藤原は「9年ですからね。早いもんだなって思いましたよね。渚ちゃんにしてみたら、12歳だもんね」としみじみ。「いろいろ思うところはあったんですけども、GOを出してくれた福本先生と、見事取り切ってくれた監督に感謝しかないですよね。期待以上のものに仕上げていただけたと思います」と自信を見せた。
また、藤原は「"悪魔的"とか、芸人さんとかモノマネするじゃないですか。あれを先生が今回盛り込んできたなと思って。前作ではポーンポーンだったんですけど、ポポポポポーンみたいな。こんな連続技をさせるんだみたいな」と振り返る。特にGたかしの「床がキンキンに冷えてやがるよ」というモノマネについて、「床がキンキンに冷えてやがるって、僕、言ったことないですからね。あれセリフ違いますからね」と不満げな藤原。実際冷えていたのはビールのため、福本も「書いてないですね」とうなずくと、藤原は「床がキンキンに冷えるっておかしいでしょ!」とさらにツッコミ。モノマネ陣については、公認ではなく「黙認です」と苦笑していた。