俳優の内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 正月スペシャル』が、2020年1月3日(21:00~)に放送される。

  • 左から内藤剛志、伊藤歩 -テレビ朝日提供

今回は、自殺ではないと言い張る遺体が見つかったという奇妙な知らせが捜査一課長・大岩純一(内藤)にもたらされるシーンからスタート。殺されたのは8年前、強盗殺人事件で誤認逮捕された過去を持つ、元外食チェーン社長・片倉義彦(長谷川朝晴)であり、遺体のそばに落ちていたスマートフォンに「自殺ではない。殺された」と書き残されていたという。

そして事件直後、なんと元捜査一課刑事の“ジンジャー”こと陣内綾(伊藤歩)が現場にいた事実が判明する。実は、綾は片倉を誤認逮捕した張本人であり、片倉の死と元刑事・綾の関係は。そして、大岩は自らの進退をかけて、綾を捜査に加えるという前代未聞の決断をする。

内藤と伊藤は今回が初共演だが、伊藤は「2009年、私が出演した舞台を見に来てくださり、おいしいひつまぶし弁当をいただいた記憶があって、とても“いい人だな”という印象でした(笑)」と回答。

また、「2020年は日本にとって大きな節目の年。東京が目まぐるしく変わっていく瞬間に、この『警視庁・捜査一課長』で都内のさまざまな場所が映し出されるのがみどころ。あとは一課長のやさしさによって、綾がもう一度人生を取り戻していくのも大きなみどころです」と作品への思いを話した。

一方の内藤もまた、「もともと彼女が出演した映画を見てスゴイ女優がいるなと思っていたのですが、実際共演したらとても安定感のある女優さんで、難しい役なのに確実に演じてくださった」と絶賛。

続けて「2019年は『警視庁・捜査一課長』のスペシャルを何本かやらせてもらい、本来、自分たちが何をやりたかったのかを思い出すことができた年になりました」と2019年を振り返りつつ、正月スペシャルについては「“仲間はいいぞ”という大岩のセリフがあるのですが、それがすべて」と予告する。

そして、「もちろんミステリーなので謎解きを楽しんでいただきたいですが、仲間っていいものだなと思ってもらえたら。そして『2020年もみんなで頑張っていこう!』と、いい新年のスタートを切るお手伝いができればうれしいです」と語った。