佐藤蕗のおもちゃ作家的生活「ねんね期におすすめの、手作りモビール」

長男が赤ちゃんだった頃、カフェなどお店の天井にあるシーリングファンが大好きでした。天井が床と平行だからよく見えるからか、くるくる回っているのを何分も飽きずにジーッと見ていたので「自分の家にもあったらいいのにな」と思っていたのを覚えています。赤ちゃんの次男は首が据わって、昼間に起きている時間が長くなった生後3ヵ月頃から、風で動く観葉植物の葉っぱを見て喜んで「キャー!」と声を出すようになりました。それを見て長男の頃を思い出し、いろいろなモビールを作ってみました。

まずは、寝ている状態でよく見える場所に、シーリングファンのように床と平行でくるくると回るモビールを作りました。なるべく大きめの色画用紙で風車を作り、中心にカラータイを輪にして刺します。そこに糸を通し、天井から吊るすと完成です。天井の近くに吊るすと、冷暖房をつけているときは空気の流れでゆっくりと回ります。風の通り道に吊るせば、くるくると気持ちよく回ります。私も赤ちゃんの次男と一緒に床に寝て、天井を眺めていると、なんだか心が静かになって気持ちが落ち着いてくるので、とても気に入っています。