イヤホン&ヘッドホンやオーディオ機器の体験イベント「ポタフェス2019 冬」が、12月14日に東京・秋葉原で開幕しました。国内外のブランドが一堂に会するイベントで、会場は「ベルサール秋葉原」の地下1階・1階・2階、入場は無料、期間は12月15日まで。ここでは、朝から長蛇の列ができていたfinalブースなど、会場で見つけた注目の展示、国内初披露の新製品を中心に紹介します。

  • ポタフェス2019 冬

    「ポタフェス2019 冬」は12月15日まで東京・秋葉原で開催

  • オーディオテクニカ

    オーディオテクニカブースの巨大ヘッドホンが会場入口でお出迎え

オーディオテクニカ(1F-07 / 2F-36)

ポタフェス会場入口では恒例のオーテク巨大ヘッドホンが出迎えてくれます。1階のブースでは、2019年11月に発売した完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「ATH-CK3TW」や、SOLID BASSシリーズの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」などの試聴コーナーを大きく展開し、多くの人で賑わっていました。

  • オーディオテクニカ、ATH-CK3TW

    完全ワイヤレスイヤホンのエントリーモデル「ATH-CK3TW」

  • オーディオテクニカ、ATH-CKS5TW

    SOLID BASSシリーズの完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS5TW」

  • オーディオテクニカ

    試聴コーナーは多くの人で賑わっていた

オーディオテクニカは2階にもブースを展開。2019年10月発売のハイエンドな木製ヘッドホンの数々と、ハイブリッド型ドライバー構造を採用したイヤホン「ATH-IEX1」を用意。手ごろな価格帯から最上位のイヤホン・ヘッドホンまで、様々な製品を気軽に試せます。

  • オーディオテクニカ、ATH-IEX1

    ハイエンドイヤホン「ATH-IEX1」の展示

Astell & Kern / JH Audio(1F-03)

AKやJH Audioの製品を展示するアユートのブース。2019年12月13日に発売されたばかりのハイレゾプレーヤー「SA700」の試聴コーナーは人が途切れることなく、思い思いに音質や操作感を試している姿が見られました。

  • Astell & Kern / JH Audio、SA700

    ハイレゾプレーヤー「SA700」

  • Astell & Kern / JH Audio、AK120

    2012年発売の第一世代モデル「AK120」の展示。SA700には、AK120のハードウェア構成やデザイン面の象徴的な部分が取り入れられている

AKプレーヤー最上位モデルをブラックカラーにした国内60台限定モデル「A&ultima SP2000 Onyx Black」も展示されています。Stainless steelモデルやCopperモデルが既に販売されていますが、「黒い色が欲しかった」と、この限定モデルを買っていく人が少なくないとのこと。

  • Astell & Kern / JH Audio、A&ultima SP2000 Onyx Black

    「A&ultima SP2000 Onyx Black」

高級イヤホンJH Audioのコーナーでは、世界初公開の「Roxanne AION」と、日本初公開の「JIMI」が登場。JIMIはロックシーンの伝説的なアイコンを祝う新シリーズ・ICONの第1弾モデルで、高域×4、中域×1、低域×2の7BAドライバー構成となっており、税込199,980円前後での販売を予定しています。

  • Astell & Kern / JH Audio、Roxanne AION

    世界初公開のJH Audio「Roxanne AION」

  • Astell & Kern / JH Audio、JIMI

    JH Audio「JIMI」は日本初公開

秋葉原らしい展示も。JH Audioが2019年12月13日に受注開始したばかりの、アニメ『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII』とコラボレーションしたユニバーサルイヤホン「JH ダンまちII」がフィギュアと一緒に登場。

  • Astell & Kern / JH Audio、JH ダンまちII

    「JH ダンまちII」(ヘスティアモデル)
    (C)大森藤ノ・SB クリエイティブ/ダンまち2 製作委員会

  • Astell & Kern / JH Audio、JH ダンまちII

    「JH ダンまちII」(アイズモデル)
    (C)大森藤ノ・SB クリエイティブ/ダンまち2 製作委員会

フェイスプレートに「ヘスティア」をプリントしたモデルと、「アイズ」をプリントしたモデルの2種類があり、さらにベースモデルは既存のJH3X、JH10X3、JH11の3機種から選べるということで、計6種類の組み合わせが用意されています。「ダンまちII」のロゴをレーザー刻印した金属ケースも付属。

会場では、ケースに収められた両モデルをスマートフォンで撮ろうと多くの人が詰めかけていました。

  • Astell & Kern / JH Audio、JH ダンまちII

    「ダンまちII」のロゴをレーザー刻印した金属ケース
    (C)大森藤ノ・SB クリエイティブ/ダンまち2 製作委員会

JVCケンウッド(2F-25)

JVCケンウッドブースでは、期間限定でJVCブランドアンバサダーとして起用している漫画『アクタージュ act-age』の主人公、女優・夜凪景(よなぎ けい)の大型パネルが登場。彼女の耳にはJVCの完全ワイヤレスイヤホン「HA-XC50T」が。

  • JVCケンウッド、アクタージュ act-age、夜凪景

    JVCケンウッドブースの夜凪景(よなぎけい)大型パネル。JVCブランドアンバサダーに期間限定で起用されている

JVC公式Twitter(@jvc_jp)の対象ツイートをRTしてスマホ画面をスタッフに見せると、各日先着150人にオリジナルポストカード3種の中から1枚、ランダムでプレゼントする企画が行われています。もちろん、完全ワイヤレスイヤホンの試聴も可能です。

  • JVCケンウッド、HA-XC50T

    夜凪景が装着しているJVC完全ワイヤレスイヤホン「HA-XC50T」を試聴できる

  • JVCケンウッド

    オリジナルポストカード3種の中から1枚をランダムでプレゼント

ファーウェイ(2F-35)

ファーウェイ・ジャパンがポタフェスに初出展。スマホでおなじみの同社ですが、耳をふさがないオープンフィット型の完全ワイヤレスイヤホン、かつノイズキャンセリング(NC)機能を搭載した「FreeBuds 3」など、3つのポータブルオーディオ製品を試聴できます。

  • ファーウェイ、FreeBuds 3

    ケースに収めた「FreeBuds 3」を手に持ったところ

「FreeBuds 3」は2019年11月29日に発売された製品で、独自のウェアラブルチップセット「Kirin A1」を搭載。低遅延なオーディオ伝送によって映像と音の同期を実現しています。実際に装着して、ファーウェイスマホの新モデル「nova 5T」と組み合わせて音楽を楽しめます。

  • ファーウェイ、nova 5T、FreeBuds 3

    ファーウェイスマホ「nova 5T」(左)と「FreeBuds 3」(右下)

完全ワイヤレス以外にも、ネックバンド型ワイヤレスイヤホン「FreeLace」、や小型Bluetoothスピーカー「Mini Speaker」を手に取って試せます。

  • ファーウェイ、FreeLace

    ネックバンド型ワイヤレスイヤホン「FreeLace」

  • ファーウェイ、Mini Speaker

    小型Bluetoothスピーカー「Mini Speaker」

final(SNEXT、2F-37)

finalのブースには、11時の開場直後から長蛇の列ができていました。列の先にあるのは、finalの技術の粋を結集した最上位イヤホン「A8000」。2019年12月13日に発売したばかりで、注目度の高さがうかがえます。

  • final、A8000

    finalの技術の粋を結集した最上位イヤホン「A8000」

ブースには、finalが音質監修したagブランドの完全ワイヤレスイヤホン「TWS03R」や、ハイエンドな開放型ヘッドホン「D8000 Pro Edition」なども並んでおり、いずれも試聴が可能です。

  • final、TWS03R

    「TWS03R」(手前)などのagブランド完全ワイヤレスイヤホンがブースに並ぶ

  • final、D8000 Pro Edition

    開放型ヘッドホン「D8000 Pro Edition」

なお、ポタフェス開場のベルサール秋葉原から徒歩数分のところにある、JR高架下の商業施設「SEEKBASE」内には、12月12日に直営店「final STORE」がオープンしており、ここでは家電量販店にないfinal製品も購入できます。ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

  • final

    「final STORE」がJR高架下の商業施設「SEEKBASE」内にオープン

  • final