円谷プロ史上最大の祭典「TSUBURAYA CONVENTION 2019」のオープニングセレモニーで14日、映画『シン・ウルトラマン』(2021年公開予定)に登場する「ウルトラマン」のデザインとロゴが初公開された。さらに、アニメ『ULTRAMAN』の2020年4月より地上波放送決定や、TV アニメ『SSSS.GRIDMAN』に続き円谷プロとTRIGGERがおくる完全新作アニメ『SSSS.DYNAZENON』制作決定などに関しても発表が行われた。
本日、初公開となった映画『シン・ウルトラマン』に登場する「ウルトラマン」のデザインは、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで実質的な美術総監督として今に続く「ウルトラマンシリーズ」の世界観構築に大きな功績を残した成田亨氏が1983年に描いた絵画『真実と正義と美の化身』をコンセプトにしている。映画『シン・ウルトラマン』の企画・脚本を務める庵野秀明氏は、この『真実と正義と美の化身』の美しさを何とか映像にできないかという想いが、今作のデザインコンセプトの原点だと語っている。
また、2019年4月よりNetflixにて配信を行い、国内外から高い評価を得たアニメ『ULTRAMAN』について、2020年4月よりTOKYO MX、BS11 での放送を行うことが決定した。併せて、本作の最新ビジュアルと、新主題歌をNetflix配信時に引き続きOLDCODEXが担当することも決定した。さらに、『ULTRAMAN』初となる実写映像化として、オリジナル実写短編 PV の制作も決定。劇中で主人公・早田進次郎が纏う「ULTRAMAN SUIT」、そして「TSUBURAYA CONVENTION 2019」オープニングセレモニーにてお披露目となった諸星弾が纏う「ULTRAMAN SUIT ver. 7」(通称・セブンスーツ)が登場し、アニメ『ULTRAMAN』の魅力をさらに楽しむことができる実写イメージ映像を、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」にて、ファン参加型の企画として制作する。詳細については後日されるという。
そして、TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』に続き監督を務める雨宮哲氏の新作アニメ『SSSS.DYNAZENONU(ダイナゼノン)』制作が決定。本作品は円谷プロとTRIGGERの共同制作となる。脚本は長谷川圭一氏、キャラクターデザインは坂本勝氏、音楽を鷺巣詩郎氏が担当する。『SSSS.GRIDMAN』の続編ではなく、完全新作になるという。
(C)2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 (C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN 製作委員会