カドーから新型の加湿器が登場。12月15日発売の「STEM630i」(税込49,800円)と、12月25日発売の「STEM300」(税込27,800円)の2モデルだ。
STEM 630iは、床から約85cmの吹き出し口から最大約1.2m舞い上がるという、マイクロミストを使って加湿する超音波式の加湿器。高い位置から噴霧し、ミストを空気の対流に乗せることによって、効率的に加湿する。水槽内には特殊な抗菌プレートを搭載し、水道水を注ぐだけでカビや細菌を99.9%以上除菌するという。タンクの下にはLEDライトを備え、室内の湿度とタンクの状態を光で知らせてくれる。
Wi-Fi経由でスマホとも連携する。スマホ専用アプリ「cado sync アプリ」を使って、外出先から部屋の空気状態を確認したり、リモートで操作したりが可能。
超音波式特有の問題であるホワイトダストの発生にも配慮した。ホワイトダストは水道水に含まれるカルシウム成分であり、STEM 630iはフィルターカートリッジに高性能イオン交換樹脂を使用することによって、ホワイトダストの発生を99%以上抑制する。
本体サイズは直径約270×高さ約855mm、重さは約4.3kg(タンク内の水を含まず)。定格消費電力は、間欠モードが4W、弱モードが20W、強モードが29W、急速モードが37W。本体色はクールグレーとホワイトの2色。
コンパクトタイプの「STEM300」
STEM300は、カドーの加湿器では初めてとなる中型サイズ。床だけでなく、棚の上やベッドサイドにも置けるコンパクトな本体とした。タンク容量は約3.5Lで、弱モード運転時の最大連続加湿時間は23時間だ。
給水しやすいよう、本体上部の開口部は直径約20cmを確保。水槽内に抗菌プレートを配置し、水道水を注ぐだけでカビや最近を99.9%以上除菌するため、最小限のメンテナンスで済む。
本体には、照度を3段階で調整できるLEDを搭載し、間接照明やデスクライトとしても活躍する。運転音は33dBAと、静音性を重視。ナイトモードなら、自動運転しながら照明を消すため、安眠を妨げないとしている。
本体サイズは直径約210mm×高さ約354mm。重さは約3.3kg(タンク内の水を含まず)。定格消費電力は、間欠モードが7W、弱モードが18W、強モードが26W、急速モードが34W。本体色はクールグレーとホワイトの2色。