Zaimはこのほど、「2019年の消費動向に関する調査」の結果を明らかにした。同調査は11月28日~12月6日、個人向け家計サービス「Zaim」利用者男女1,474名を対象に、インターネットで実施したもの。

  • 増税後の生活で、どのような変化があったか教えてください

今年特に消費したと感じるカテゴリについて聞くと、「食材」(23.5%)が最も多かった。 次いで「趣味」(18.0%)、「旅行」(15.9%)となっている。昨年対比で「自己投資」は約10%減、「外食」は約6%減となった。

2019年に買ってよかったものを尋ねたところ、35.1%が家電と回答した。具体的には「iPad」等の Apple製品、「ルンバ」などのお掃除ロボット、30代~50代の女性を中心に「ヘルシオ ホットクック」などの最新調理家電の名前が挙げられた。昨年人気を集めた「Google Home」などのスマートスピーカーはほぼゼロだった。

消費税増税について、負担を感じるか尋ねたところ、63.3%が「とても負担」「少し負担」と答えた。特に女性は男性に比べて1.2倍以上が負担を感じていると答えている。

増税後の生活の変化については、「キャッシュレス決済を使う頻度が上がった」(65.9%)、「外食を控えるようになった」(21.6%)が上位に挙がったほか、趣味・飲酒・喫煙への支出を抑制する傾向があった。

購入店舗のキャッシュレス還元対応について有無を意識しているか聞くと、75.1%が「対応店舗かどうか意識している」と回答した。

キャッシュレス決済を使うとき、一番何を意識するか尋ねると、27.1%が「還元率がいいかどうか」と答えた。24.2%は「ポイントがつくかどうか」、23.3%は「使いやすいかどうか」と回答している。

支払い時に特に利用したキャッシュレス決済について聞くと、「PayPay」は昨年と比較し約30%も利用率が上昇した。一方、独自の還元システムを持たないEdyは約7%の利用率減少となっている。