家入レオ、月9主題歌女性歴代1位 『絶対零度』に書き下ろし

シンガーソングライターの家入レオが、フジテレビ系ドラマ『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』(来年1月6日スタート、毎週月曜21:00～)の主題歌を担当することが決まった。前作に続いての担当となる。

今回、家入が書き下ろした主題歌のタイトルは「未完成」。作詞に岡嶋かな多氏を迎え、家入自身も作詞に参加し、ドラマチームとの綿密なやりとりを経て、約5カ月をかけて完成させた。

家入は、これまで計9回ドラマ主題歌を担当。「月9ドラマ」に関しては『海の上の診療所』(13年10月クール「太陽の女神」)、『恋仲』(15年7月クール「君がくれた夏」)、そして前作『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』(18年7月クール「もし君を許せたら」)に引き続き4度目となり、これは歴代月9主題歌担当回数として女性歴代1位タイとなる。

家入は「『絶対零度』の脚本を読み終わったあと、“完璧な人間なんていないよね”とつぶやいた自分がいました。主題歌として書き下ろした『未完成』では、信じていた愛や正義が、時を経てただの執着になっていく様を描きました。人が人を思う時に生まれる大きなパワーを、持て余してしまう未完成な私だからこそ作れた曲です」とコメント。

主演の沢村一樹は「組織の矛盾やトラウマに悩み苦しむ登場人物たちに寄り添う、切なくも力強い歌詞と歌声に心を揺さぶられました。『未完成』というタイトルが、『絶対零度』というドラマそのもの。この曲と共に新しいミハンチームを皆さんの元へお届けするのが、ますます楽しみになりました」と語る。

企画のフジテレビ・稲葉直人氏は「“未完成”という言葉の響きにとてもひかれました。このドラマで描かれる途上の捜査システム、不完全な登場人物たち…なるほど、このドラマを一言で表すと“未完成”だったのだなと。そして聴く者に高揚感をもたらしながらも切なく心揺さぶる旋律と歌声。ステキな主題歌をありがとうございます」と感謝した。

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