ブリヂストンサイクルは12月11日、走行時に自動充電できる回生機能を搭載した電動クロスバイク「TB1e(ティービーワンe)」を発表した。2020年2月上旬から発売し、税別価格は129,800円。カラーはE.Xブラック、T.Xマットグレー、M.Xオーシャンブルー、T.Xネオンライムの4色展開。

  • 電動クロスバイク「TB1e(ティービーワンe)」

    電動クロスバイク「TB1e(ティービーワンe)」

TB1eは、クロスバイクタイプの電動アシスト自転車で、最大の特徴は走りながら自動充電する回生機能だ。走行中にペダルをこいでいないときや、左レバーでブレーキを使用するタイミングで、自動発電して充電する。たとえば、下り坂でペダルをこがないときだけではなく、平地でペダルを停止した場合でも充電される仕組みだ。

大容量の「リチウムイオンバッテリーB400」を備えるTB1eだが、この自動充電機能によって、航続距離は最大130km(エコモード時)と、従来製品と比較して約40%もアップした。オートモードでは90km、パワーモードでは54kmとなる。バッテリーの充電時間は約4時間10分。

また、走行時に自動充電する回生機能は、フル充電時には機能しない。バッテリーのB400をフル充電する標準充電モードのほか、80%ほどで充電をストップするリミット充電モードも備える。リミット充電モードの場合、バッテリー充電直後の走行開始からすぐに自動充電が機能する。

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TB1eはクロスバイクタイプながら、一般的なスポーツサイクルには装備されない鍵や泥よけ、スタンドなどのパーツも標準装備。スポーツサイクルのスタイルを崩さず明るさを確保したショートシリンダーLEDランプを搭載するなど、通勤や通学といった日常でも使いやすい高い実用性もポイントだ。

タイヤサイズは「前後:27×1 - 3/8 WO」、全長は1,850mm、全幅は575mm、サドル高は815~980mm、車体重量は22.3kg、乗車可能な最低身長は151cmとなっている。