彩流社は11月26日、『MBAでは教えてくれないリーダーにとって一番大切なこと』(税込1,760円)を発売した。同書では、「なかよし」になれない大人たちを一つにまとめ、バラバラだった組織のチーム力をアップさせる方法を解説している。
著者の森田晴彦氏は、立教大学大学院経営学研究科修士課程(MBA)修了者。東証一部上場金融機関勤務、一般企業経営を経て、川越なかよし幼稚園の副園長に就任している。
「この職場で働くことにもう気持ちがついていきません 」とスタッフに言われた筆者。先生が幼稚園児たちに毎日教えていることは、人生や社会で生きていくために一番大事なことでは? そんな「当たり前のこと」ができてない大人が多くないか? と気付き、幼稚園児との簡単なルールを大人同士でも守ることから始めたという。
内容は、「リーダーシップの本質は幼稚園が教えてくれた」「5歳児に伝わらないことは、大人にも伝わらない」「『グローバル』に振り回される日本のリーダーシップ」「ちっぽけな固定観念はすべて子どもたちが壊してくれた」「それでも『なかよし』になれない大人たちのための組織の心得」「『子ども心』とイノベーションの関係」。