AKB48の峯岸みなみが8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた「AKB48劇場14周年特別記念公演」で同グループからの卒業を発表した。2020年4月2日に神奈川・横浜アリーナにて行われるAKB48公演がラストステージとなる。
劇場公演の最後、峯岸はファンやメンバーへの感謝の言葉を伝えた後、「私、峯岸みなみはAKB48を卒業します」と突然発表。場内が騒然とする中、「いつ卒業してもおかしくはなかったんですが、ずっと悩んでいて」と吐露し、「何よりもすごくAKB48を好きでいる自分でいられる時に卒業したいと思いました」と胸の内を明かした。
さらに、「このステージに立って幸せでAKB48が大好きな今が、AKB48を卒業するタイミングなんだなと思って、みんなに見守ってもらえる場所を卒業発表の場所に選ばせていただきました」と経緯を説明。
「今までAKB48に甘えていた部分もありますし、たくさん素敵な景色を見せてもらったので、その分、ここからは自分の力で頑張っていこうと、今まで見せてもらっていた素敵な景色を自分の力で一から見たり歩いたりしていきたいなと思っていますので、卒業してからも見守っていただけると幸いです」と語り、「そしてこれからもAKB48の応援をよろしくお願いします」と後輩たちへの思いを託した。
1期生最後のメンバーとして、紆余曲折がありながらもアイドルであり続けた峯岸。終演後、ツイッターを通じ、「AKB48を卒業することを発表させていただきました。いまだに実感が湧かず不思議な気分です。最後の日まで楽しみ尽くしたいと思います。いっぱい思い出作りましょう。4月2日は横浜アリーナでコンサート!ありがたいなぁ...最後のお願い、絶対来てくださいね」とファンに呼び掛けている。
(C)AKS