女優の黒木瞳が、きょう8日に放送されるカンテレ・フジテレビ系単発バラエティ番組『伝説の母ちゃん』(16:05~17:20)で、母の手紙に涙する。

  • 志村けん(左)と黒木瞳=カンテレ提供

この番組は、居酒屋に集まった志村けん、黒木、ナイツの塙宣之・土屋伸之の4人がお酒を飲みながら、惜しみない愛情で有名人を育て上げた母親たちの感動秘話を楽しんでいくというもの。まずは、黒木の母・武子さんを紹介する。

福岡で大衆食堂を切り盛りし、地元でも評判の美人おかみだった武子さん。のエピソードを、黒木の半生と共に振り返る。教職に就かせたい父親の反対を押し切り、故郷から遠く離れた宝塚音楽学校へ進学した黒木を支え続けた武子さんだが、そんな彼女が、芸能生活20周年を迎えた黒木に宛てた手紙が紹介されると、今は亡き母に思いをはせた黒木の目から涙が。そんな母と娘の物語に、志村も目頭を熱くする。

収録を終えた志村は「黒木さんのお母さんの話に共感してちょっと泣いちゃいましたけど、やっぱり良いなあって思いました。改めて『お母さんありがとう』って常に思える毎日を過ごせたらいいですね」、黒木は「どのお母さんのお話でも共感できるっていうところに、母の愛の大きさを感じました。母の日だけではなく、お母さんには365日『ありがとう』って気持ちしかありません。毎日がカーネーション、ですね」と、感謝の気持ちを語った。

そんな2人とのお酒を飲みながらの収録を終え、ナイツの塙は「なかなか良い経験をさせていただきましたね。初めはすごく緊張したんですけど、志村さんと同じペースで飲んだら酔っぱらってきちゃって…2杯飲んだくらいから全然緊張しなくなりましたね(笑)」と振り返り、土屋は「しかも大御所2人の涙を見られるっていう…。正直1人で(VTRを)見てたら泣いちゃうんでしょうけど、同じ空間だから緊張してオロオロしてしまい、涙が出る余裕はありませんでした」と、進行役ならではの感想を述べていた。

番組ではほかにも、芥川賞作家でミュージシャン、映画監督としても活躍する辻仁成、塙宣之と兄のはなわという2人の芸人を含む3兄弟を育て上げた由美子さんの子育て術が紹介される。