アイネット証券はこのほど、「夫婦のお金事情」に関するアンケート調査の結果を明らかにした。同調査は11月22日~23日、夫の年収が1,000万円以上の妻695人と夫416人を対象にインターネットで実施したもの。
妻に夫の全収入は知っているか尋ねたところ、80.9%が「はい」と答えた。夫のボーナス額は把握しているか聞くと、80.0%が「はい」と答えている。8割の妻が夫の収入や臨時収入について把握していることがわかった。
妻に資産運用について夫婦で相談したことはあるか尋ねると、66.3%が「ある」と答えた。
夫に妻に内緒にしている収入はあるか聞いたところ、25.7%が「ある」と答えた。どのような収入であるか聞くと、「副業」(42.1%)が最も多く、「収入額を教えていない」(23.4%)、「ボーナス」(17.8%)、「給与の偽申告」(5.6%)と続いた。
妻に内緒にしている収入を何に使っているか聞くと、「貯金」「貯蓄」「趣味」といった回答が多かったが、中には「借金の返済」「NPO」「資産運用」「投資」といった回答も見られた。
妻と夫にボーナスの使い道を尋ねたところ、「貯金」「貯蓄」「旅行」といった回答が多く寄せられた。一方、「貯蓄・投資」「資産形成」「資産運用」などの回答もあった。
妻と夫に資産運用はしているか聞くと、「円預金(普通預金・定期預金)」(34.5%)という回答が最も多かった。以下、「株式投資」(27.0%)、「投資信託」(14.7%)、「していない」(14.2%)、「外貨預金(普通預金・定期預金)」(5.7%)と続く。
お金のことでパートナーともめたことはあるか聞くと、29.3%が「ある」と答えた。具体的に揉めたエピソードを尋ねると、「子どもの教育費より自分の娯楽費優先(40代/女性/神奈川県)」「私に黙って借金があった(40代/女性/埼玉県)」「ヘソクリが見つかって没収された(30代/男性/北海道)」などの声が寄せられた。