東京メトロとJR東日本はこのほど、両社の「持続可能な社会の実現」に向けた地球温暖化防止や環境保全の取組みを紹介する展示会「環境の取り組み展 ~SDGsの達成に向けて~」をJR上野駅で開催した。

  • SDGs(持続可能な開発目標)ロゴ

  • アンケート回答者に配布する「お米のお箸」

両社合同の展示・体験として、リサイクルや再生可能エネルギー、駅や列車運行における環境への取組みを紹介するパネル展示、東京メトロ日比谷線13000系とJR山手線E235系などが走るジオラマを実際に動かしながら両社の環境の取り組みを学べるコーナー、制服記念撮影コーナーなどを開設。会場でアンケートに回答した人に、捨てられてしまう米を再生した素材で作った「お米のお箸」がプレゼントされたという。

各社の個別展示も充実しており、JR東日本は2020年春開業予定の高輪ゲートウェイ駅に導入される環境技術と駅内部の様子を体感できるVRコーナーや、エコ川柳・塗り絵体験コーナーなどを設置。東京メトロは同社のSDGsおよび環境の取組みについて出題するクイズを行い、クイズ参加者に津波で稲作が困難になった農地で綿を栽培する「東北コットンプロジェクト」で育てられた綿花の茎を材料の一部としたメモ帳がプレゼントされたとのこと。