11月2日から貸切運行を実施していた電気バス「IKEBUS(イケバス)」が、11月27日から池袋の主要スポットをつなぐ「まちなか交流バス」として本運行を開始した。高速バスで知られるWILLER EXPESSが運行にあたる。

  • 「IKEBUS(イケバス)」イメージ

「IKEBUS」は池袋の駅・公園・商業施設など主要スポットを含む2種類の運行ルートを1周30~40分程度でつなぐ。池袋駅東口を出発し、サンシャインシティを中心に豊島区役所、南池袋公園などを経由する1周約38分のAルート、池袋駅西口(北)を出発し、池袋駅西口(中央)とHareza池袋、サンシャインシティを結ぶ1周約35分のBルートの2系統で運行する。停留所は2ルート合わせて11カ所に設置した。

運行時間は池袋駅10時発から19時50分発まで。曜日を問わず20分間隔で毎日運行するため、いつでも気軽に利用できる。運賃は1乗車200円で、3時間券(300円)、1日券(500円)、2日券(800円)も設定する(運行開始時点では1日券のみ販売)。

  • 「IKEBUS」外観

  • 車内イメージ

  • 運行ルート図

1台ずつ手作りの車両は、ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏がデザイン。22人乗り(乗務員込み)で全長5,165㎜、全幅2,105㎜、全高2,710㎜。最高速度は19km/hとのこと。オリジナルの赤色「IKEBUKURO RED」を使用し、遠くからでも目を引くシンボリックな存在をめざした。車いす利用者にも配慮し、電動式リフトを装備している。