乃木坂46の松村沙友理が7日、神奈川県内で行われた「HoneyWorksクリスマス大発表会」に、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーらとともに出席した。
"さゆりんご軍団"として2016年にHoneyWorks(以下、ハニワ)が公開した映画「好きになる瞬間を。~告白実行委員会~」のエンディング主題歌を担当した松村は、乃木坂46に入る前からハニワの大ファンだったそうで「私の青春はハニワと言っても過言ではないくらいです。私、申し訳ないんですけど、友だちがいないタイプだったので、ソロ活動ハニワしていました。友だちがいなくても青春を感じられるというのが魅力ですよね」とハニワ愛を語った。
また、この日から期間限定で開催されるハニワ初のアートワーク展『ハニワのアトリエ展』で、ハニワが創り続けてきたミュージックビデオの数々のほぼすべての原画が限定公開されると紹介されると、松村は「原画ですか?ほぼすべて?…えぇー!いいんですか、そんなの」と顔をほころばせ、「原画大好き人間なので、筆ムラとかそういう細かいところを見るのが大好きなので、すぐ見にいきたいです!」と大興奮。
このほか、ハニワ初のスマホ向けリズムゲーム『HoneyWorks Premium Live』のリリース発表、Webマンガ『私、アイドル宣言』の配信情報、ニューアルバム『好きすきてやばい。~告白実行委員会キャラクターソング~』の発売や、ライブツアー『HoneyWorks Premium Live Tour 2020 〜好きすぎてやばい。〜』の開催情報など、数多くの発表が行われたが、松村はそれらをいちファンとして目を潤ませながら聞いていた。
イベント後の囲み取材で松村は「いつも、こういう記者会見ではお澄まし松村でいっているんですけど、今日は完全に喋り方もゴニョゴニョしちゃって、本当の松村が出ちゃってアセアセって感じでした」と照れ笑いを浮かべ、乃木坂46内でもハニワファンが多いそうで、改めてハニワの魅力を聞かれると「楽曲もそうですし、歌詞も寄り添っていて、ザ・青春で前向きなんだけど、前向きすぎない、暗さもある青春で、青春のいろんな部分を切り取ってくれているので世界に入りやすいですし、絵もそうですし、私としては展開の仕方が上手だなって思いますね」と語った。
また、同発表会のタイトルにちなみ、今年のクリスマスの予定を尋ねられた松村は「今年はメンバーと一緒にパーティーをしようって約束しました」と明かし、吉田アナは毎年恒例の24時間チャリティー放送があると答えると、松村は「一緒にパーティーをしようって言ったのが(ニッポン放送でレギュラー番組を持つ)新内眞衣なんですよ。あれ?(ラジオに)呼ばれてないんですかね?」と首を傾げ、吉田アナから「新内さんもどこかで出られるはずなのでダブルブッキングしてると思いますよ」と言われると、「えー!じゃあ、仕事を取るの?私を取るの?って聞いてみますね」とコメントして笑いを誘った。
さらに、2019年を「乃木坂46としてはいろいろと変化があったんですけど、先日は後輩の3期生と4期生だけのライブがあったりして、そういうのを見ても心強いなと思えたり、2019年は2020年に向けての土台作りができた年だったのかなと思います」と振り返った松村は、「今年たくさん皆さんに見守っていただけたので、2020年はより皆さんにパワーを与えられる1年にできたらいいなと思います」と抱負を語った。
そして、年末には3連覇がかかるレコード大賞も控えているが、もし3連覇できたら何をしたいか聞かれると「みんなでお寿司を食べます(笑)」と笑顔を見せ、今回ハニワが10周年を迎えたことにちなみ、乃木坂46が10周年を迎えたときに何をしたいか質問されると「乃木坂っていう坂があるじゃないですか。そこに銅像を建てたいです」と答えて笑わせた。