お笑いコンビ・NON STYLEの石田明が、カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『おかべろ』(カンテレ 毎週土曜14:27~)に進行役としてレギュラー出演することが6日、分かった。謹慎中のロンドンブーツ1号2号・田村亮に代わって“2代目店長”に就任。カンテレでは7日から、フジでは10日(深夜1:05~)の放送から登場する。

  • 石田明(左)と岡村隆史=カンテレ提供

亮が謹慎した今年7月6日の放送以降、ナインティナイン・岡村隆史のパートナーとして毎週“アルバイト”としてさまざまな芸人が週替りで進行してきたが、石田がレギュラーメンバーに。初回のゲストは千原兄弟だが、石田は90年代、当時の心斎橋筋2丁目劇場(99年閉館)に通うお笑いファンの1人として千原兄弟のライブを客席で見ており、「変な緊張します…」とこぼしていた。

まずは千原ジュニアだけが登場。岡村とジュニアは、業界内で「共演NG」というウワサすらあったといい、久々の共演の場に石田の緊張も倍増。そんな中、石田が「今日、ぼく店長になったんです」と宣言すると、岡村も笑顔で拍手し、エンドトークでは、岡村が「頼むね! どんどん(お店を)大きくしていって!」とコメントした。

番組では、ジュニアと岡村が互いを避けるようになった理由や、当時の2丁目劇場の裏側など、数々のウワサ話をひも解いていく。さらに翌週14日(フジは17日深夜1:15~)放送予定の後編では兄・せいじが登場し、不倫騒動について謝罪するほか、海外ロケでの驚きのエピソードなどを語る。

収録を終えた石田は「店長初日やから、純粋な緊張をしたかったんですけど、めちゃくちゃねじれた緊張になりました」と話し、新たな店長の就任に岡村も「前店長(亮)は美味しいコーヒー豆を探しに行って、見つかったとか見つからへんとか…。いつかおいしいコーヒーを飲めるんかな(笑)? 石田は、収録が終わった後の声のトーンだったり、たたずまいが一緒なんです。そういうのが心地がいい。ええ店になるなと思ってます」と信頼を見せていた。