「月刊少年マガジン」にて連載中の、久米田康治による愛と笑いちょっと感動の漫画家パパ×娘物語『かくしごと』が、TVアニメとなって2020年4月に放送されることが決定した。
放送時期の決定にあわせて、可久士と姫が浜辺で向き合うティザービジュアルを公開。また、父と娘、そしてその「隠し事」とは……といったエモーショナルなティザーPVも公開されている。
本作のアニメ化にあたり、監督を村野佑太、シリーズ構成・脚本をあおしまたかし、キャラクターデザインを山本周平、音楽を橋本由香利、アニメーション制作を亜細亜堂がそれぞれ担当。注目のメインキャストは、「漫画家」であることを娘に隠す父・後藤可久士役を神谷浩史、その娘でぱっつん前髪がトレードマークの小学4年生・後藤姫役を高橋李依がそれぞれ演じることが明らかとなった。
●TVアニメ『かくしごと』登場キャラクター
■後藤可久士 (ごとうかくし) cv. 神谷浩史
漫画家。かつて『きんたましまし』なる作品でヒットを経験。現在は豪談社の「週刊少年マンガジン」に、下ネタ多めな『風のタイツ』を連載中。一人娘の姫を愛するあまり、自身が描いている漫画のことを隠し続けている。
◎神谷浩史のコメント
――本作の印象
久米田先生ご自身をモデルにした漫画家マンガで、いつもの通りの久米田作品で間違いないのですが…テーマと(シモ)ネタのクオリティ、そしてコミックスの書き下ろしで展開する数年後の物語と…今までのいいとこ取りの集大成のように感じました。
――演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
コミックス第一巻が発売するタイミングでCMの声をやらせていただきましたが、今回アニメになるにあたってオーディションを受けさせていただきました。父親の顔、そして仕事人としての顔と…後藤可久士の方向性の違う面倒なところが表現できればと思っています!
■後藤姫 (ごとうひめ) cv. 高橋李依
可久士の娘。小学4年生。ぱっつん前髪がトレードマーク。幾度となく可久士の仕事がバレそうな状況に居合わせるが、知ってか知らずか、気づかないままの日々を送る。父親想いで、しっかり者な一面も。
◎高橋李依のコメント
――本作の印象
オーディションを受ける際に読ませていただいたのがきっかけだったのですが、その時から脳内でアニメが再生されるくらい、キャラクターが生き生きとしていてテンポが良くて!会話も可愛くて愛おしくて……、クスッと楽しめるのに最後にはほっこりする、不思議な作品だなぁという印象です。
――演じるキャラクターの印象と役に対する意気込み
子どもの可愛らしいところを全部詰め込んだような、まさに「愛娘」という言葉がぴったりな印象です。ただ、子どもという枠組みの中に、姫ちゃん自身が上手に収まっていようとしているような賢い印象もあり、その絶妙なバランスの魅力を引き出せるよう努めたいです。
さらに、原作者・久米田康治先生からお祝いイラストが描かれたサイン入り色紙と「僕の最後のアニメ化作品になると思うので、ぜひ見てください。」という物議を醸す?コメントが到着。こちらの直筆色紙をアニメ公式Twitter(@kakushigoto_pr)をフォロー&該当するツイートをリツイートした人の中から抽選で1名にプレゼントされる。
TVアニメ『かくしごと』は、2020年4月の放送予定。各詳細はアニメ公式サイトにて。
●TVアニメ『かくしごと』ティザーPV
(C)久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会