いすみ鉄道が12月8日に国吉駅で開催するチャリティイベント「いすみ鉄道冬の陣」において、キハ30形をさまざまな角度から撮影し、詳細なデータを取得する「3Dスキャン」の様子が公開される。

  • 「いすみ鉄道冬の陣」ポスター

  • CADでオリジナルの車両の顔をつくる(イメージ)

  • 自分の車両を好きな色に塗れる(イメージ)

鉄道車両は身近にありながら詳細な設計図などが残りにくいため、これを将来に残すためにドローンを用いてさまざまな角度から車両を撮影し、3Dデータを作成する。この企画には、鉄道模型への3DCAD活用に詳しい「CAD鉄」斉藤正宏氏が協力。写真から3Dデータになるまでの過程を実際にデモンストレーションする。実施時間は9時頃から10時頃まで。

自分だけのキハ30形をつくるワークショップも開催。CADソフトと3Dプリンターを使ってオリジナルのキハ30形の顔を作り、車体と顔に色を塗る約60分のコースと、あらかじめ用意されたキハ30形のミニチュアに好きな色を塗る約30分のコースを用意する。どちらの車体もNゲージ規格の台車を取り付けて走行させられる。参加費は約60分のコースが1,500円、約30分のコースは1,000円。参加は当日、会場にて受け付ける。