もし、山林で“熊”に出会ってしまったらどうしますか? 「手近な木に登れば大丈夫だろう」と思われる人もいるかもしれませんが、環境庁のウェブサイトには、熊の特徴として「木登りがうまい」と記載が。あの一見、重量級の身体でありながら、木登りでの避難は有効ではないんだそうです。

それを裏付ける写真が撮影され、ツイッターで話題になっています。投稿したのは、服飾ブランド『H.mildblud』を展開するデザイナーのmou(モウ)さん(@Hmild_mou)。新潟県・魚沼市で撮影されたというこの写真は、ご実家から送られて来たんだそう。

  • 軽々と細い枝に登る熊たち…

  • 熊の木登り、思ってたんと違う

「熊の木登り」と聞くと、あの大きな手と爪で、ガシガシと太い幹を登るようなイメージがあります。しかしながら、投稿された写真の内容は、今にもポッキリ折れてしまいそうなか細い枝を、何頭もの熊が軽々と登っている様子です。もしかしたら家族で餌を探しているのかもしれませんね。

熊よりは身軽なはずの人間であっても、この細い木の最上部付近までやすやすと登れるか…。読者の皆さん、ご自身の運動能力を振り返ってみてください。きっと多くの人の答えは「NO」なのではないでしょうか。

この投稿を見た読者の皆さんからは、「熊は木登り上手ということがよくわかる写真」「あんなに細い枝なのに平気で登っている。やっぱりクマは怖いことが分かる写真です」「熊って木に登るんですね。人間の逃げ場ないやん」と驚く声が多数寄せられていました。

中には、「昔じいちゃんが空から熊が降ってきたって言ってたけどこういう事なんかな」とすさまじい経験を話す読者も…。

※ mouさんは投稿内で、「魚沼市の山さ今行ぐなよ。熊だらけだすけ」と新潟の方言で注意喚起されていました。環境庁のウェブサイトによれば、冬眠前の熊は多くの餌を求め、活動が活発になっているとのこと。危ない地域への不要不急の外出は控え、ぜひ安全第一での行動をお願いいたします。

投稿からおおよそ3日間で、13,000件のリツイート、29,000件のいいねを集め、注目されています。