東プレは12月2日、REALFORCEキーボードの新モデルとして、Mac対応テンキーレスモデル「REALFORCE for Mac TKL」を発表した。日本語配列4機種、英語配列4機種の計8機種をラインナップする。販売はREALFORCE取扱店にて12月12日に開始し、オープンプライス。生産は東プレ相模原工場。
REALFORCEシリーズは、フェザータッチとも呼ばれるキータッチにファンが多い高耐久の静電容量無接点方式キーボード。新モデルは、Macユーザーが慣れ親しんだMac標準の日本語配列(JIS)と英語配列を採用、フルサイズのキーボードに比べて約20%コンパクトなテンキーレスでデスクを広く使える。ラインナップは、日本語/英語の配列、30g 静音/変荷重の荷重、スーパーホワイト&シルバー/ブラック&シルバーのカラーリングの組み合わせで全8機種。
キー配置の工夫として、Boot Camp時のWindows操作を想定し、半角/全角 漢字キーをWindows用キーボードと同じ左上に配置している(日本語配列キーボードのみ)。また、Win Mode機能(Fn+Endキー)により、英数・かなキーを無変換・変換キーのキーコードにハードウェアで切り替え、Windowsキーボードと同じ操作ができる。
また、ワンタッチでファンクション機能を切り替えられる「Function機能切り替えキー」により、F1、F2などのFunctionキー機能と、画面の明るさ・音量・メディア操作などをシステム環境設定の起動やFnキーと同時押しせずにワンタッチで切り替えできる。
ほか、静音モデルでは、すべてのキースイッチの反応位置を1.5mm、2.2mm、3mmの3段階のキーストロークの深さから好みで選んで最適化できる機能(APC機能)を備え、さらにキーストロークの深さを調節できる2mmと3mm厚のキースペーサーも同梱している。APC機能とキースペーサを組み合わせてより細かく調整することも可能だ。
キーボードの本体サイズはD142×W369×H30mm、重量は1.1kg。キー数は87キーで、スイッチ寿命は5,000万回以上という。Nキーロールオーバー対応。接続インタフェースはUSBで、ケーブル長は1.7m。対応OSはmacOS X 10.10以降。