“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏が1日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。ある程度薬物を合法化したほうがいいという考えを述べ、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が猛反対した。
番組では、女優の沢尻エリカ容疑者が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された件に関するニュースを紹介。24日に放送されたフジテレビ系『ワイドナショー』で松本人志が薬物事件への厳罰化を提言し、それに対して堀江氏がツイッターで「厳罰化すりゃ犯罪減るって思うのは浅薄だし、厳罰化は社会を不自由にする。そもそもある程度麻薬などは合法化した方がいいのに」とコメントしたことも取り上げた。
堀江氏は「ある程度は(合法化した方がいい)」と改めて意見を述べ、薬物の問題について「依存症になりやすい、依存症になったら働く意欲がなくなる、地下経済にお金が流れることが悪いと言われている」とコメント。そして、「合法化すると地下経済にお金が流れなくなる」、「アルコール依存症ってけっこう厳しいけど合法」、「依存症はどんな薬物でもありえる。その薬物というよりは依存症そのものが悪い。ちゃんと対策する、あるいは施設を作って治療してもらうとか、そういう枠組みを作れば」と持論を述べ、「ハードドラックまで合法化しろとは言いませんが」と加えた。
堀江氏の考えに、杉村は「おぞましい気持ちで聞いていました。テレビの地上波で薬物を合法化するなんて議論がなされたっていうのは本当に情けない限りだし、アルコールと薬物の依存性が同じ程度だなんていう考え方をするのは間違っている」と反論した。