俳優の塩野瑛久が舞台『DECADANCE―太陽の子―』の主演を務めることが29日、明らかになった。
同作は作・演出の西田大輔による、魔女伝説のルーツを探る少年たちの冒険物語。10月クールで放送中のドラマ『Re:フォロワ―』や映画『HiGH&LOW THE WORST』で 注目度急上昇中の塩野が主演を務め、7ORDERとして活動しブランド”Ground Y”のキービジュアルにも選ばれた長妻怜央、『血界戦線』『ペルソナ5』など数々の舞台で活躍中の猪野広樹、モデルやドラマ、舞台などマルチステージで才能を発揮する小南光司が共演する。
さらに、谷口賢志、田中良子、中村誠治郎、村田洋二郎ほか、DisGOONieに欠かすことのできないキャストに加え、アニメ『けものフレンズ』のサーバル役などで活躍している声優の尾崎由香、劇団番町ボーイズ☆のメンバーで、『メサイアー黎明乃刻ー』や演劇『ハイキュー!!』で着実にステップを重ねる菊池修司らが集結する。
東京公演はEX THEATER ROPPONGIにて、2020年1月24日〜2月1日。大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて2月8日〜2月9日。
あらすじ
魔女伝説のルーツを巡る少年たちの冒険物語。
「この国の王家には二百年に一度、魔女が産まれる。破壊の言葉を持ったその魔女を 生かせば、国は滅ぶ」
一つの小さな小さな冒険の話――4人の少年は幼き頃、探検をした。
その国の一番大きなお城、その地下奥深くにある一つの牢屋に忍び込んだのだ。
「太陽の子」というあだ名を持った、テイラー率いる少年たちにとっての小さな冒険は、
15年後、国を転覆させる革命へと変わることになる。
4人の少年が忍び込んだ牢屋で、見つけたものは―――。
もう一つの冒険の話。
一人の少女アンナが失踪した兄を探しに、かつて栄えた国の国境地点に入る所から、
物語が始まる。
親のいない自分を育ててくれた兄・ジェンバの突然の失踪。
そして小さいころ自分を可愛がってくれた初恋の相手・テイラーに逢いたい一心で、
何も持たない少女は革命の気運溢れる国に飛び込んだのだ。
少女が出逢う五人の男たち。その4人のうち一人が兄だということに気づく少女。
かつて牢屋を冒険した4人。
一人は革命家に。
一人は道化師に。 太陽の子の一番近くに生き、「月の子」と呼ばれたその男は、その国の「王」に。
そして少女の憧れである「太陽の子」は、浮浪者に。
一つの国で起こる、一つの国の終わりを、「太陽」を中心に描いていく冒険物語。
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