グローバルウェイはこのほど、「コンサルティング業界の"給与の満足度が高い企業"ランキング」の結果を明らかにした。
同調査は2017年4月1日~2018年3月31日、「日経業界地図2018年版」(日本経済新聞出版社)の「コンサルティング」に記載の企業のうち、対象期間中に企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業を対象に、「給与の満足度」評価の平均値を算出し、ランキング化したもの。
1位は、「野村総合研究所」(給与の満足度評価4.43)、2位は「デロイトトーマツコンサルティング」(同3.41)、3位は「アクセンチュア」(同3.29)、4位は「日本アイ・ビー・エム」(同3.26)、5位が「アビームコンサルティング」(同3.24)だった。
1位の「野村総合研究所」は国内最大のシンクタンクで、システムインテグレーターとして企業の経営戦略立案からシステム構築・運用もサポートしている。
同社では、すべての付加価値の源泉を「人」と考え、教育制度や評価制度を充実させているという。専門職は年功序列ではなく、業績や成果、能力に応じて評価している。2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は約1,222万円と高額であるとのこと。
同社に勤務する社員からは、「同世代の平均よりも高いことは確かだと感じる。若いうちはあまり差がつかず年功序列だが、一定の役職を超えると報酬の差は大きくなる。半期に一度、成果について上長にアピールするチャンスがある」(システムエンジニア/20代後半男性/年収780万円/2017年度)といった口コミが寄せられている。