Twitterにて主に恋愛に関する投稿で注目を集めるメンヘラ大学生さんが原作、漫画家・長谷川さわさんが作画を担当した短編漫画「同窓会行ったときの100点彼女と僕です」が話題を呼んだ。タイトルの通り、同窓会に向かう彼女、それに彼氏は複雑な思いを抱えるが…。彼女の"100点"な対応とその描写に「理想的」などのコメントが寄せられている。
同窓会行ったときの100点彼女と僕です pic.twitter.com/5jo37xEuVP
— メンヘラ大学生 (@HERA_MEN0715) November 12, 2019
爽やかな表情で「同窓会楽しんでくる! じゃっ! 行ってきます」と家を後にする彼女に、彼氏は「行ってらっしゃい。楽しんでね」と応える。その面持ちは「圧倒的笑顔」。ドアが閉められるまで、そのニコニコした笑顔は続く。が、彼の本心は「行ってほしくねええ」。たまらず、涙を流し蹲りながら「無理無理…浮気された時用の鈍器用意しとこ…」とまで思いつめてしまう。
時間は経っていき、一次会がそろそろ終わる頃。彼氏は「そろそろ二次会の時間だっけ…」と時計を見つめつつ、「二次会の概念消し去りてぇ」とドンヨリ。そんなところで、ピンポーンと呼び鈴が鳴る。「こんな時間に誰…」と出てみた彼氏の前に現れたのは、満面の笑みを浮かべた彼女。「早く会いたいから二次会蹴ってきた!」。そう口にする彼女を抱きしめながら彼氏は「神か!? 100点かよっ」と大喜びして、「結婚しよ!」と強く告げる。
リプライには、「彼女天使かよ」「理想過ぎて本当ごちそうさまです」「こういうの理想」「こんないい子になりたい」と胸を打ったというコメントが。また、彼女だけでなく「100点彼女と100点彼氏だと思う」「こういう男と付き合いたいしこういう女でありたいし、逆パターンも譲れない」と彼氏を褒める意見も。一方で「そもそも私の彼氏は同窓会に誘われないから二百点彼氏」「元カレにこれやったら家いなくて浮気相手と会ってた」という切ない実体験も寄せられている。
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この短編の原作を務めたのは、Twitterにて恋愛に関するツイートで話題を呼ぶメンヘラ大学生さん。3月20日に『好きな人のよさをわかってるのは永遠に自分だけでいい』、9月26日に『会えない時間が愛を育むなんてウソだよいつもいつでも会いたいに決まってる』と、それぞれエッセイも刊行している。
作画を担当した長谷川さわさんは、小学館による漫画誌「Sho-Comi」で主に活躍している漫画家。主な作品に『君が僕のまんなか』『カラフルデイズ』などがあり、11月8日からは著書『いたいのいたいの、とんでけ~小悪魔JKと鈍感先生~』が、小学館eコミックストアやコミックシーモアといった様々なサービスより配信されている。