サンコーは11月28日、8mmフィルムをDVD化する「8mmフィルムをDVD化するセット」を発売した。8mmフィルムをデジタル信号に変更するコンバーター「スーパーダビング8」と、DVDドライブを内蔵する「メディアレコーダー」で構成する。価格は69,800円(税込)。

  • 8mmフィルムをDVD化する「8mmフィルムをDVD化するセット」

  • こちらは、8mmフィルムをデジタル信号に変更するコンバーター「スーパーダビング8」

8mmフィルムをデジタル化してSDカードやDVDにダビングするための機材。対応するフィルムの種類は、シングル8 / スーパー8 / ダブル8(レギュラー8)で、リールサイズは3~5号に対応する。ダビングの方式は、フィルムの1コマ1コマを停止して撮影する「フレーム・バイ・フレーム」方式を採用。変換したデータはいったんSDメモリーカードに保存される。

  • フィルムを止めて1コマ1コマ撮影した画像をつなげて動画を生成していく仕組み

動画の記録形式はmp4で、コーデックはH.264。解像度は1,440×1,080ドット、フレームレートは30fps、ビットレートは約10Mbpsとなる。ダビングに必要な時間は、3分の8mmビデオで約35分。2.4型の液晶ディスプレイを搭載し、本体サイズはW269×D114×H166mm、重さは141g。

  • テレビに映して再生することも可能

SDカードに保存した8mmフィルムの映像は、「メディアレコーダー」を使ってDVDに書き込める。PCを使う必要はない。保存動画形式はMPG / MP4(30分で1ファイル生成)。対応DVD形式は、DVD+R / DVD+RW / DVD-R / DVD-RW。HDMI映像出力端子を備えており、薄型テレビで再生することも可能。本体サイズはW150×D150×H40mm、重さは409g。

  • アナログの映像信号をデジタルに変換する「メディアレコーダー」

  • 前面に記録型DVDドライブを搭載する