FJネクストはこのほど、「病気・ケガへの備え」に関する調査結果を明らかにした。同調査は10月9日~11日、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県在住で、ワンルームに住む独身・ひとり暮らしの20代~30代の男女400人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 病気・ケガへの備えは万全ですか?100点満点で自己採点してください

    病気・ケガへの備えは万全ですか?100点満点で自己採点してください

病気・ケガへの備えは万全であるか、100点満点で自己採点してもらったところ、自己採点の平均は43.4点だった。男性より女性、20代より30代の自己採点が厳しく、特に30代の平均点は38.3点と40点台を切っている。「80点以上」と回答した人は、わずか13%だった。

自宅で常備している救急用品について聞くと、「薬」(77.3%)、「絆創膏」(77.0%)、「体温計」(69.0%)が上位を占めた。男女別で見ると、すべての品目で女性の所有率が男性より高い。

「薬」を常備していると回答した人にどのような種類であるか尋ねたところ、「かぜ薬」(84.5%)が最も多く、「頭痛薬」(59.2%)、「目薬」(52.8%)、「解熱鎮痛薬」(50.8%)、「胃腸薬」(40.8%)が続いた。男女別に見ると、「かぜ薬」「下痢止め薬」以外は女性の所有率が男性より高く、特に「頭痛薬」の常備率は高かった。

自宅に救急箱があるか聞くと、69.5%が「ない」と答えた。男女・年代別では、男性より女性(男性28.5%、女性32.5%)、30代より20代(20代32.5%、30代28.5%)の方が、所有率は高い。

  • 自宅に救急箱はありますか?

    自宅に救急箱はありますか?

風邪かと感じたときの行動について尋ねると、最も多い回答は「睡眠をとる」(66.0%)で、「市販薬を服用」(59.3%)、「栄養のある食事を摂る」(38.5%)が続いた。「病院に行く」人は30.5%に留まっている。

  • 「風邪かな?」と感じたときどうしていますか?

    「風邪かな?」と感じたときどうしていますか?

ひとり暮らしでの風邪予防法として、日頃実践しているものについて聞くと、「手洗い・うがい」(68.8%)が最も多かった。2位は「規則正しい生活」(39.8%)、3位は「栄養のある食事」(38.0%)、4位は「外出時のマスク着用」(33.0%)となっている。

発熱の際、体温が何度以上になったら仕事(学校)を休むか尋ねたところ、最多回答は「38.0度」(42.5%)だった。次いで「37.5度」(17.0%)、「37.0度」(16.8%)で、全体平均は37.9度となっている。全体で見ると、60.8%が「38.0度以上」と答えており、37度台の熱ではなかなか休まない人が多いことがわかった。

  • 発熱の際、体温が何度以上になったら仕事(学校)を休みますか?

    発熱の際、体温が何度以上になったら仕事(学校)を休みますか?