おじいわん・おばあわんは、おじいちゃんわんこ・おばあちゃんわんこのことです。主にSNSでよく使われている言葉です。犬好きの方なら知っているのではないでしょうか。今回ご紹介するのは老犬同士の心温まるやり取りを紹介したツイッターの投稿です。
飼い主さんが愛犬を連れて散歩をしていると、近所の老犬ゴールデンレトリバーに遭遇。その表情は、実に屈託のない満面の笑みをたたえています。まるで好々爺(こうこうや)そのものです。
それに応えるかのように飼い主さんのワンちゃんも穏やかに鼻を寄せています。お互い若いころから交流があるようで、「お互いに歳とったなあ…」と言っているようですね。
今回の投稿でも若い時分、飼い主さんの犬とよく「イキっていた」とありますが、昔を思い出しているのでしょうか、穏やかな表情で挨拶を交わしています。
投稿したのはももさん(@momodog22)、写真のゴールデンレトリバーは10歳になる近所のおじいわん「ダンク」さん。リードのついている黒いワンちゃんは「じん」さん(14歳・オス)で、こちらもおじいわんです。おじいわんやおばあわんには子犬にはない魅力があるとのことです。
「今朝の散歩中久しぶりに大型おじいわんに会った。若い時はうちの犬とよくイキっていたが「お互いに歳とったなあ」とでも話しているのだろうか、老犬らしい優しい表情になっていた。」とのコメントで投稿されていました。
今朝の散歩中久しぶりに大型おじいわんに会った。若い時はうちの犬とよくイキっていたが「お互いに歳とったなあ」とでも話しているのだろうか、老犬らしい優しい表情になっていた。 pic.twitter.com/FJIx90Tpqa
— もも (@momodog22) November 24, 2019
ももさんは、2年ほど前に当時17歳11ヶ月の年齢でおばあわん「ももこ」さんを看取った経験があるそうです。
「老犬の介護が大変」「犬がいらなくなった」と捨てたり、保健所に持ち込む飼い主が後を絶たず、少しでもそうした飼育放棄犬を減らしたいという思いから、ツイッターで老犬の魅力や老犬と暮らす素晴らしさを発信し続けています。
また、ももさんは「秘密結社老犬倶楽部」のハッシュタグで、老犬の飼い主さんが集まり、老犬の魅力や介護などを発信する場を提供しています。こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】それ柴犬用のはんてん! 思いのほか馴染んでしまった猫の姿、似合いすぎると話題に
コメントには「おじいワンの優しい微笑みが素敵」「言葉は いりませんね 心底癒される笑顔です…」「若い子とは違う魅力に溢れて…尊いですね」等の声が寄せられ、投稿から3日で約1.1万件のリツイート、6.7万件のいいねを集めていました。