東急電鉄は27日、年末年始の列車運転について発表した。大みそか深夜から元日早朝にかけての終夜運転は東横線のみ行う。東横線と相互直通運転を行うみなとみらい線についても、終夜運転を行うと横浜高速鉄道が発表している。

  • 東急東横線・みなとみらい線は大みそか深夜から元日早朝にかけて終夜運転を実施する

東横線では年末夜間の輸送力強化も行われ、金曜日にあたる12月6・13・20日の深夜は24時台に渋谷駅始発、菊名行の下り各停(8両編成)を1本増発。夜間の混雑緩和と利便性向上を図る。年末年始期間は12月28日から1月5日まで、東横線をはじめ東急電鉄の全線で土休日ダイヤによる運転を行う。

大みそか深夜から元日早朝にかけての終夜運転は東横線にて約10~30分間隔で行われ、東京メトロ副都心線やみなとみらい線との直通運転も実施。みなとみらい線も約10~30分間隔で終夜運転を行い、一部列車は横浜~元町・中華街間の運転となる。

  • 田園都市線は大みそか深夜から元日早朝にかけて終電繰下げ・初電繰上げを実施。東横線・田園都市線以外の各路線は通常の土休日ダイヤでの運転となる

  • 東横線では年末夜間の輸送力強化として、12月6・13・20日の24時台に渋谷発菊名行の下り各停を増発

田園都市線は大みそか深夜から元日早朝にかけて終電を約1時間20分繰り下げ、初電を約1時間繰り上げ、2時30分頃から4時頃まで列車の運転は行わない。終電繰下げ・初電繰上げの時間帯は約15~30分間隔で各駅停車を運転し、東京メトロ半蔵門線との直通運転も行う。東横線・田園都市線以外の東急電鉄の各路線は運転時間の延長など行わず、通常の土休日ダイヤ通りの終電・初電の運転となる。