ソニーは11月26日、完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」の本体ソフトウェアをVer.2.0.2にアップデートした。新たに音声アシスタントのAmazon Alexaに対応したほか、イヤホン本体をタップして音量調節が可能になった。また、アプリ画面から充電ケースのバッテリー残量を確認できるようにした。

  • WF-1000XM3

    完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」

アップデート内容は以下の通り。

  • Amazon Alexaに対応
  • ヘッドセット(イヤホン)の操作で音量を調節
  • 「Headphones Connect」アプリで充電ケースのバッテリー残量を確認できる
  • その他の機能の改善

WF-1000XM3でAlexaを使うには、「Headphones Connect」アプリから左イヤホン、または右イヤホンのどちらかのタッチセンサーに機能を割り当てる必要がある。イヤホン本体をシングルタップするとAlexaへの音声入力が可能になり、もう一度タップすると音声入力をキャンセルできる。

  • WF-1000XM3

    「Headphones Connect」アプリでWF-1000XM3にAlexaを設定する方法。従来から対応しているGoogleアシスタントも選べる

イヤホンのタッチ操作に対して音量調節を割り当てることも可能。シングルタップで音量アップ、長押しで音量ダウンとなる。

  • WF-1000XM3

    「Headphones Connect」アプリでWF-1000XM3に音量調節を割り当てる方法

Headphones Connectアプリでは左右イヤホンのバッテリー残量を確認できるが、新たに充電ケースのバッテリー残量も確認できるようにした。アプリ画面で、100% / 70% / 50% / 20%の4段階で残量表示する。この表示はリアルタイム表示ではなく、充電ケースからイヤホン本体を取り出したときに反映される。

  • WF-1000XM3

    「Headphones Connect」アプリのバッテリー表示に、充電ケースのバッテリー残量表示が加わった(赤枠)