出張や旅行で重宝するのがスーツケース。1~3泊の期間であれば、機内に持込めるサイズがオススメだ。カウンターで預ける手間が省け、目的地に到着してからもスムーズに荷物を持ち出せる。
機内持込が可能なサイズは、100席以上の航空機で概ね3辺の合計が115cm以内で、寸法が縦55cm×横40cm×高さ25cm以内となっている。重量は航空会社によって異なるので、利用の際は確認してほしい。
ビジネスユースであれば、PCや資料を入れるスペースの有無などもチェックしたい。また、サンプル品や電子機器などを運ぶのであれば、丈夫さや耐久性能も気になるところ。デザインやカラーリングも、スーツにコーディネートしやすいカラーを選んでおけば使い勝手がいいだろう。
それでは筆者が選んだスーツケースを紹介しよう。
ポーター
ビジネスから普段使いまで、幅広いラインナップを誇る人気のポーターからは、「PORTER TIME トロリーバッグ(S)」を紹介しよう。
強度面で非常に優れながらも軽量な、吉田カバンオリジナルのコーデュラ®ナイロンツイルの生地を使用した、ビジネスシリーズ「PORTER TIME」のトロリーバッグSサイズは、容量が25Lで機内持込に対応しやサイズ。
フロントポケットは手帳、ガイドブック、ビジネスツールなどを分類・収納できるオーガナイザー仕様。また、フタを開くと、裏側に大型メッシュポケットを備え、ビジネスユースでの使い勝手に優れる。
ノースフェイス
本格的なアウトドアシーンからタウンユースまで、様々なアイテムが揃うノースフェイスからは「ストラトライナーM」を紹介しよう。
出張や旅行での使いやすいクラムシェル型のトラベルウィーラー。成型モールドパネルを背面に採用し、強度の向上と本体内部の広いスペースが確保できる。内部には仕分けに便利な2つのメッシュポケットや大型のジッパーポケットを設け、パスポートなどの小物の収納に便利なアクセサリーポケットを上部に装備。
擦れやすいボトム部分には補強のプリントが施され、ボトムとサイド、トップの4カ所に操作性を高めるキャリーハンドルが設置される。
イノベーター
北欧らしい独特のデザインで人気のスーツケースを展開するスウェーデンのイノベーター。今回はビジネスシーンにも似合うアルミ製のスーツケースを紹介。
本体のアルミボディーは、車両のアルミホイール等にも使用されている強度と耐久性に優れた素材を使用している。本革のグリップは、心地よい握り具合で使用する度に手に馴染んでいく。キャスターには、ダブルキャスターにベアリングを組み合わせることで、より静かで滑らかな旋回・走行が可能になっている。
3点固定の脱着可能な中仕切り仕様で、1カ所のインジェクションマジックテープを操作するだけで荷物の出し入れができる。
スーツケースにはアメリカ運輸保安局の検査にも対応した、キーロック式のダブルTSAロックを採用している。
無印良品
家具や衣類、文房具まで様々なアイテムが揃う無印良品。トラベルグッズも充実しており、スーツケースも幅広い世代に人気だ。今回は軽くて丈夫なポリカーボネート製のキャリーケースを紹介。
本体の素材は軽くて丈夫なポリカーボネート製で、重量も2.9kgと移動にも苦にならない。本体のファスナーには、防犯性の高い二重ファスナーを採用。従来の製品から容量は変わらず10%軽量化されている。シンプルなデザインも、ビジネスからプライベートまでスタイル問わず使えるのがうれしい。
走行が楽な双輪キャスターを採用しており、ストッパー機能付きのキャリーとなっている。
プロテック
航空宇宙や防衛分野などで精密機器のケースを手がけるプロテックス。そんな数々のプロフェッショナルに愛用されるプロテックスが手がけるトラベル用キャリーケースを紹介しよう。
精密機器のキャリーコンテナで実績のあるプロテックス。その技術力を余ることなく活かしたキャリーケースがFP-32Nだ。戦闘機の風防にも使われているポリカーボネートを使用し、その耐久性は折り紙付きだ。 スポーツ選手やカメラマンにも人気で、安心して荷物を運べるキャリーとしての信頼も高い。
この製品のために開発された大口径のキャスターは、耐久性と静粛性に優れスムーズな移動は可能だ。