パピレスが運営する 電子書籍レンタルサイト「Renta!」は26日より、自社オリジナルレーベル「Renta コミックス」を盛り上げるパートナーとして、オリジナル漫画を執筆する作家の募集を開始した。
募集条件に合致し、パートナー契約を締結した場合、既定の原稿料と印税に加え、1年間の執筆契約金として別途100万円の報酬を支払うという。契約期間中の1年は、Rentaコミックスレーベルにて規定ページ数での定期的な作品の連載を行い、作品はRenta! サイト内および外部広告バナーなどにより、積極的なプロモーション販促を実施。選考に際しては、これまでの商業実績や、Rentaコミックスで描く作品の企画内容などを総合的に考慮して決定する。
ジャンル問わずコミック作品の商業出版経験のある漫画家を募集し、契約期間中はRentaコミックスで優先的に執筆することが条件。雑誌などでシリーズ作品1年以上の連載経験があり、紙書籍の出版実績2冊以上の漫画家を歓迎するとしている。
「Renta!」は2007年にオープンした電子書籍レンタルサイト。2014年3月に会員数100万人、2016年2月に200万人、そして2017年2月に300万人と会員数を伸ばし、現在は400万人を突破している。またコミックレーベル「Rentaコミックス」は、2018年6月より配信を開始し、少女漫画をメインに、少年、青年、ルポ・エッセイ、ヤングレディースなどの電子オリジナルコミックをリリース。従来のコミックの形式である「版面版」と共に、スマートフォンのタテ読みに最適な「タテコミ」での配信も開始した。海外展開にも力を入れており、英語版・繁体字版・韓国語版など、世界各国への提供も進めている。