お笑い芸人の土田晃之が、24日に放送されたラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~13:40)で、2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカ容疑者が麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、代役として川口春奈の出演が決定したことに言及した。

土田晃之

明智光秀の主君・斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役で出演予定だった沢尻容疑者。6月より撮影が進んでいたが、逮捕を受けてNHKは21日、代役として川口を起用することを発表した。撮り直しが行われることについて、土田は「お金があるね、NHK」とポツリ。

続けて「セットをもう1回組まなきゃいけないわけだし、もう1回演者さんを呼ばなきゃいけないわけだし」とその大変さを説明しつつ、「川口さんだって今から台本を覚えてやらないといけないし、川口さん以外のそのシーンに出ていた俳優さん、女優さんも、『いや、あの時の言い回し抜群に良かったのにな…もう1回撮り直すの?』って人もいるだろうしね。そうなると嫌だね」と同情した。

川口の起用についてNHKが「確かな演技力があり、戦国武将の娘としての気高さと強さを表現していただけると考えました」と説明したことについては、「だったら最初から選べよ(笑)」とツッコみつつ、「まあ、2位だったんでしょうね。1位は沢尻容疑者で」と理解を示した。

そして最終的には「良いんじゃないですか、川口さん。期待しておりますよ。女優さんとしても魅力的な人ですからね」とエールを送った。