リンナイは11月1日、冷え性と入浴に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月5日~6日、全国20~60代の男女1,000名(男女各500名)を対象にインターネットで行われた。

  • 入浴知識チェックシート集計結果と正解

    入浴知識チェックシート集計結果と正解

はじめに、入浴科学者である早坂信哉氏監修の「入浴知識チェックシート」を実施したところ、平均点は6.72点(全11問)、9問以上正解した「入浴優等生」の割合は全体の約1割という結果に。中でも、「半身浴より全身浴のほうが汗をたくさんかく」の正答率が低く、34.5%だった。

  • 冷えを感じる部位

    冷えを感じる部位

調査によると、冷え性に悩む女性は72.0%、男性は40.6%。冷え性を感じる部位を聞いたところ、「足先」(89.0%)や「手先」(67.7%)に回答が集中し、末端に冷えを感じている人が多いことがわかった。

冷えを感じる時間帯については、「就寝前」(59.0%)が最も多く、次いで「起床時」(37.7%)、「勤務中・授業中・家事中」(32.5%)と続いた。

  • 湯船につかることが多いか、シャワーだけで済ませることが多いのか

    湯船につかることが多いか、シャワーだけで済ませることが多いのか

続いて、冬の時期の入浴事情に関して、湯船につかることが多いか、シャワーだけで済ませることが多いのかを聞いたところ、「湯船に浸かる」(67.7%)派が多い結果に。湯船派の割合を、冷え性の人とそうでない人とで比較すると、「冷え性の人」が71.2%、「冷え性ではない人」は63.1%と、冷え性の人の方が高い割合を示す結果となった。

また、入浴温度についても比較したところ、「冷え性の人」のほうが「冷え症ではない人」よりも41℃以上の熱いお風呂に入っている人が多いことが明らかに。さらに、半身浴を実施している人の割合については、「冷え性でない人」は22.2%であったのに対し、「冷え性の人」は44.4%と、2倍近い差が見られた。