俳優の速水もこみちが、2020年1月に放送スタートするABCテレビ・テレビ朝日系新ドラマ『この男は人生最大の過ちです』(ABC 毎週日曜23:35~/テレ朝 毎週土曜深夜2:30~)で主演を務めることが決まった。速水は、10年ぶりの連ドラ主演となる。
このドラマは、九瀬しき氏の電子書籍3500万DLを突破した同名コミックを実写化したもの。速水が演じる天城恭一は若き製薬会社社長で、研究者・経営者として優秀であるが、一途に思いを寄せる女性社員・佐藤唯(松井愛莉)だけには「ドM」な一面を見せる。社長室まで呼びつけておきながら、「僕を奴隷にしてください!」との衝撃告白も。
さらに、天城社長の同級生で、同じく浮世離れしたハイスペックな天才外科医と美人科学者を、それぞれ平岡祐太と田中道子が演じる。また、入江甚儀、片山萌美の出演も決定した。
速水は「まずお話をいただきとてもうれしく思いました。漫画原作を読み、個人的にはあまり見たことがないような物語と登場人物たちが描かれているのでドラマ化するにあたり、これは面白くなるのではないかという印象をもちました」と語る。
そして自身が演じる天城については「行き過ぎた発言や行動によっては引かれてしまいますが、ピュアであるがゆえにしつこく付きまとう姿にも、実はある過去や理由があります。そんな一面にも人としての魅力を感じました」と明かし、「性格が両極端の2人が出会い、どんな展開に発展していくのかも見どころの1つでもありますし、またドMな天城とドSな唯とのやりとりも必見です。ぜひお楽しみください」と呼びかけた。
一方の松井は「とてもおもしろい作品がゆえに、うれしさの反面不安もありました。ドSな強い役どころだったので、私に務まるのかと」と言うが、「でも撮影を進めていくうちに唯のドSぷりにはまりかけています(笑)」とのこと。
続けて「とても個性豊かなキャラクターがたくさんで共演者の皆さんの勢いに圧倒されています。撮影中、笑いを堪えるのに必死な毎日です。私も共演者の皆さんに負けずおもしろい作品になるよう日々、奮闘しています」と撮影について語り、「私が演じる唯ともこみちさん演じる社長の関係性にぜひ注目していただき、楽しみにしていただけたらうれしいです」とPRした。
菊地健雄監督は「多様性が叫ばれる令和の時代に相応しい独特のテーマを持つ原作に、キャスト・スタッフが一丸となって挑んでいます。ちなみに自分の目下最大の悩みは、いかにして本番中に笑いを堪えることができるかです。速水もこみちさんと、松井愛莉さんを始めとする個性豊かなキャスト陣の新しい魅力があふれるドラマになる手応えを感じております。ご期待ください!」と自信を語っている。