NVIDIAは、2019年11月に発表された最新の「TOP500」スパコン性能ランキングにおいて、上位10システムの半数を含む、136のシステムがNVIDIA GPU採用システムであったと発表した。

  • TOP500リスト、2019年11月のトップ10

同社はまた、新たにランクインした102のスーパーコンピューターのうち、24位にランクインした「AiMOS」(ニューヨーク レンセラー工科大学)をはじめとする、42のシステムがNVIDIA GPUを採用していると強調した。ヨーロッパと日本の最速のスーパーコンピューター、および世界最速の産業用スーパーコンピューターはすべて、NVIDIA GPUによって高速化されているともいう。

  • ランキング1位は今回も米エネルギー省オークリッジ研究所の「Summit」。新たに24位にランクインした「AiMOS」は、このSummitと同様に、NVIDIA V100 Tensorコア GPUを搭載したシステム

これらの実績を背景に、NVIDIAは「スーパーコンピューターの新しい波のほとんどがGPUアクセラレーションということが明らかになった」とアピールしている。

あわせて、スパコンの電力効率ランキングである「Green500」の最新板においても、NVIDIA GPUが上位30のスパコンの90パーセントを占めたという。