AMDの第3世代Ryzen Threadripperに、64コア/128スレッドの「Ryzen Threadripper 3990X」の投入計画が存在することがわかった。
第3世代Ryzen Threadripperは11月30日に発売し、その時点では32コア/64スレッドの「Ryzen Threadripper 3970X」と24コア/48スレッド「Ryzen Threadripper 3960X」の2モデルの販売が予定されている。Threadripper 3990Xの64コア/128スレッドというマルチコア構成はそのThreadripper 3970Xから倍増されており、登場すれば間違いなく最上位の第3世代Ryzen Threadripperとなる。
Threadripper 3990Xについて、現時点で公式に認められているのは、世界で最初の64コア/128スレッドプロセッサであること、合計キャッシュが288MBであること、TDPが280Wであること。そして、2020年中に登場する見通しであるということだけだ。
なお、2020年には競合のIntelも、1ソケットあたり56コアまでコア数を増やした14nm++プロセス(Cooper Lake)世代のXeonを予告している。